不動産実務検定ブログ
2025/02/07
『法人化して節税するとは？』＜第２回＞
みなさん、こんにちは！
J-REC事務局の川口です。
本日のテーマは…
法人化して節税するとは？
です！
前回のブログはこちら
→ 第１回
ちなみに法人の形態ですが法人化というと
株式会社を想像する人が
多いのではないでしょうか。
合同会社も会社で、一般社団や
一般社団法人も法人の一つです。
それぞれの法人で多少の税率や優遇の違いはありますが、
どれも基本となる法人税率はほぼ一緒です。
個人事業主が法人化する場合に一般的なのは
株式会社か合同会社です。
合同会社はＬLＣとも言われますが、
これはリミテッドライアビリティカンパニーの略になります。
資本金は合同会社も株式会社も
どちらも1円から設立できます。
では合同会社と株式会社で何が違うのかというと
まず合同会社の方が設立コストや
維持コストが安いというのがあります。
例えば、合同会社は役員の任期がないので
定期的な役員登記も不要だったりします。
しかし税金の取り扱いに違いは全くありません。
では合同会社と株式会社で何が違うのかというと
出資者と経営者の関係と
株主の権利が違います。
例えば株式会社は
出資者＝経営者ではなく
出資者が別の経営者を選ぶこともできます。
そして株主の権利はつまり
株の数に比例するわけです。
つまり、51％以上の株を持てばその会社の全体を
コントロールできるわけですし
株が100％であれば会社の資産は
全て自分の資産ということになるわけです。
一方で合同会社は出資者と経営者が同じになります。
そして合同会社の場合、
出資者は株主ではなく社員と言いますが
その社員の権利は社員の数で一律になります。
例えば夫婦で合同会社を作って
夫が資本金を全額出して
本業の副業の規定の関係で
奥さんを代表社員にするケースがありますが
もし将来離婚をしてしまうと
合同会社には出資していない
奥さんの分の権利もあり、
結構ややこしいことになってしまいます。
個人事業主でビジネスを始めて
次第に売り上げが上がったり利益が出てくるようになると
ほとんどの人が法人化を考えるのですが
それはなぜかというと法人化をした方が
一番お金が貯まるからです。
つまり個人事業より法人化の方が
圧倒的に節税になるからです。
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本日はここまでです！
次回もお楽しみに(^-^)
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