不動産実務検定ブログ

2024/08/21

『都内マンション1億円超のバブル』 <第1回>

みなさん、こんにちは!
J-REC事務局の川口です。

本日のテーマは…

都内マンション1億円超のバブル

です!

東京オリンピック選手村として使われた
晴海フラッグの最終分譲となる
タワー島の第一期販売ですが、

2023年7月に1期573戸の
抽選申し込みが行われました。

なんと8790組もの申し込みがあり
一瞬で完売となりました。

その平均倍率はなんと15倍です。

中でも最上階の3億4990万円の
ユニットの申し込みは

142倍もの倍率になったそうです。

最上階の広さは3LDKで
161平米ですので

坪単価は718万円にもなります。

晴海フラッグシップのタワー島は
最寄り駅から20分もかかることから

近隣のタワマンよりも割安感があって
倍率が何十倍になるのも
当然なのかもしれません。

都心5区で買える価格帯としては
いまだ最安値ですが

そんな晴海フラッグでも

80平米を超えればすでに億を
超えるレベルになってきているんです。

注目のプロジェクトは他にもあります。

2023年の2月に第1期分譲があった
三田ガーデンヒルズは

一番小さいユニットでも80平米で
なんと2億3000万円。

ついに坪1000万円を超える
超価格帯に突入しました。

最多価格帯は3億8000万円
にも関わらず、なんと
第1期321戸が完売したそうです。

また、浜松町のワールドタワーレジデンスの
第1期分譲も平均価格は

2億5000万円にも関わらず
169戸が完売しました。

こういった大型プロジェクトや
高級マンションの分譲に

引っ張られて2023年
上半期の東京23区の新築マンションの
平均価格は1億3000万円に跳ね上がり

前年同期比60.2%も
価格が高騰しました。

そして平均の坪単価は635万円と
こちらも前年同期比51.5%増
となりました。

さらに首都圏の新築マンションの
平均価格も8873万円になり

昭和バブル期の平均価格
6123万円を更新しました。

なぜ最近のマンション価格は
バブル期よりも高くなっているのかというと


その最大の理由は超低金利
の影響と考えられます


マンション価格が高騰し続ける中で

戸建ての価格は
どうなっているのでしょうか。

国交省が4半世紀ごとに出している
不動産価格指数で見てみると

この十数年間で戸建ての価格は
15%程度の上昇になっています。

高くはなっていますが
マンションに比べればだいぶ小幅です。

なぜマンション価格は高騰するのに
戸建てはそれほど
高くならないのでしょうか。

それは少子高齢化によって
都心人口が伸びていくのと

より立地条件のいいところに家を
求めるとなると必然的に選択肢は
マンション一択になるからだと思います。

また高額物件を買う人はより
資産価格の高い都心に

家を買う傾向にあるというのも
あるかもしれません。


本日はここまでです。

次回もお楽しみに(^-^)

以上J-REC事務局の川口でした!


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