不動産実務検定ブログ
2020/12/08
『オーナーが加入するべき火災保険とは?』
こんにちは。
J-REC北海道 札幌西SGの高瀬洋一郎です。
台風・地震が少ないと思われていた北海道も
2年前に直撃した大型台風と翌日におきた胆振沖地震のブラックアウトを境に、
道民の自然災害に関する意識が180度変わりました。
最近は火災保険に関するご質問も多く、
保険募集人に確認することも多くなっています。
賃貸経営をはじめたばかりの方や、これから購入を考えている方は、
賃貸オーナーが加入するべき火災保険について、
理解していない方も多いと思いますので簡単に説明させていただきます。
賃貸オーナーとしては、起こりうる様々なリスクを軽減するために、
①火災保険+②地震保険+③施設賠償保険には加入しましょう。
①まず火災保険ですが、占有共用部分の区別なく建物に保険をかけます。
地震や台風といった自然災害のみだけでなく、
火災・盗難・破損・汚損、また入居者の過失によって発生した損害等々、
保険会社によって様々な組み合わせが用意されています。
経験が浅い初級オーナーの場合は、まずは代表的な保険内容について、
絶対に必要がないもの以外は原則入っておきたいところです。
物件の特性、地域性などを実際に感じながら、更新の際に必要ないと思ったものは外していくのも方法の一つです。
②地震保険につきましては、今やほとんどのオーナーさんが加入していると思われますが、
胆振沖地震前までは地震保険に入っていないオーナーさんも多く存在し、
損害を被った方も多く私もその一人でした。
地震保険未加入による、私の悲しい体験談につきましては別の機会にお話しさせていただくことにしまして、
とにもかくにも地震保険は必ず加入するようにしましょう。
③火災保険・地震に保険にプラスして、忘れがちなのが施設賠償保険です。
建物の不備欠陥等によりオーナーに賠償責任が発生した場合に被る損害を補償する保険です。
賠償額が大きくなる事例も多く、自己破産に陥る場合もありますので、
建物管理を定期的におこなうことは大前提の上、賠償に関するリスクヘッジもしておきましょう。
またせっかく火災保険に加入したにも関わらず、 正しい保障内容を理解せず、
あるいは契約内容を忘れてしまい、保険金を請求できるケースでも自腹を切っているオーナーも多いようです。
事案が発生した際はまず契約内容を確認し、保険対応可能かどうかを問い合わせましょう。
保険金を請求すると、保険料が高くなってしまうのでは?と思いがちですが、
自動車保険とは違って、契約している火災保険から保険金が支払われた場合でも、
保険商品の改定や保険料率の変更などで保険料が変わる場合を除いて、
翌年以降の保険料は変わることはありません。
何度も請求をかけると、保険金がおりづらくなるケースはありますが、
正当な事由が発生し、正当な手続き踏んでいれば、保険金を請求すること自体に問題はありません。
せっかく保険料を払っているのですから、利用できるものはちゃんと利用する。
これが賃貸経営成功の秘訣かと思います。
それでは。
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北海道支部 札幌西SG
J-REC公認 不動産コンサルタント
高瀬 洋一郎
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J-REC北海道 札幌西SGの高瀬洋一郎です。
台風・地震が少ないと思われていた北海道も
2年前に直撃した大型台風と翌日におきた胆振沖地震のブラックアウトを境に、
道民の自然災害に関する意識が180度変わりました。
最近は火災保険に関するご質問も多く、
保険募集人に確認することも多くなっています。
賃貸経営をはじめたばかりの方や、これから購入を考えている方は、
賃貸オーナーが加入するべき火災保険について、
理解していない方も多いと思いますので簡単に説明させていただきます。
賃貸オーナーとしては、起こりうる様々なリスクを軽減するために、
①火災保険+②地震保険+③施設賠償保険には加入しましょう。
①まず火災保険ですが、占有共用部分の区別なく建物に保険をかけます。
地震や台風といった自然災害のみだけでなく、
火災・盗難・破損・汚損、また入居者の過失によって発生した損害等々、
保険会社によって様々な組み合わせが用意されています。
経験が浅い初級オーナーの場合は、まずは代表的な保険内容について、
絶対に必要がないもの以外は原則入っておきたいところです。
物件の特性、地域性などを実際に感じながら、更新の際に必要ないと思ったものは外していくのも方法の一つです。
②地震保険につきましては、今やほとんどのオーナーさんが加入していると思われますが、
胆振沖地震前までは地震保険に入っていないオーナーさんも多く存在し、
損害を被った方も多く私もその一人でした。
地震保険未加入による、私の悲しい体験談につきましては別の機会にお話しさせていただくことにしまして、
とにもかくにも地震保険は必ず加入するようにしましょう。
③火災保険・地震に保険にプラスして、忘れがちなのが施設賠償保険です。
建物の不備欠陥等によりオーナーに賠償責任が発生した場合に被る損害を補償する保険です。
賠償額が大きくなる事例も多く、自己破産に陥る場合もありますので、
建物管理を定期的におこなうことは大前提の上、賠償に関するリスクヘッジもしておきましょう。
またせっかく火災保険に加入したにも関わらず、 正しい保障内容を理解せず、
あるいは契約内容を忘れてしまい、保険金を請求できるケースでも自腹を切っているオーナーも多いようです。
事案が発生した際はまず契約内容を確認し、保険対応可能かどうかを問い合わせましょう。
保険金を請求すると、保険料が高くなってしまうのでは?と思いがちですが、
自動車保険とは違って、契約している火災保険から保険金が支払われた場合でも、
保険商品の改定や保険料率の変更などで保険料が変わる場合を除いて、
翌年以降の保険料は変わることはありません。
何度も請求をかけると、保険金がおりづらくなるケースはありますが、
正当な事由が発生し、正当な手続き踏んでいれば、保険金を請求すること自体に問題はありません。
せっかく保険料を払っているのですから、利用できるものはちゃんと利用する。
これが賃貸経営成功の秘訣かと思います。
それでは。
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