不動産実務検定ブログ
2021/06/30
『【コロナ破綻急増】住宅ローン破綻をブラックリストに載らずに回避する方法 <前編> 』
みなさん、こんにちは。
J-REC事務局の横山千穂です!
新型コロナウイルスの影響で
住宅ローンを払えない人が急増しています
でも、銀行に黙って滞納することだけはやめてください!
今回は、ローンが払えなくなった時の救済策を
<全2回シリーズ> でお伝えしたいと思います。
先日、日経新聞に住宅ローン困窮者が、
6万6,000人になったと報道されました。
新型コロナウイルスの影響で金融機関から救済を受けた人の数は
この1年でなんと東日本大震災のときの6倍以上にもなっています。
しかも、相談件数は今年に入ってさらに増えているそうです。
実体経済の回復がなかなか見えない中、
このような住宅ローンの困窮者が増えているわけですが、
実は政府の方でも救済措置を設けています
なので、ローンが払えないからといって
黙ってローンを滞納することだけは 絶対にしてはいけません!
そこで、今回は住宅ローンの返済に困っている人たちは
いったいどうしたらいいのか具体的に解説していきます。
このブログを読んでいただければ、
住宅ローンの返済がきつくなった時に
具体的にどうすればいいのかがわかりますし、
もし、ローンを全く支払えない状態になったとしても
ブラックリストに載ることなくローンを免除してもらえる方法
も解説いたしますので、
ぜひ、最後までお付き合いくださいね♪
最初は、ローンがきつくなる本当の理由について
軽くおさらいをしておきたいと思います。
これは、今さら言うまでもないのですが
コロナの影響で業績悪化をしている理由が一番大きいでしょう。
例えば、ワークシェアリングによって
給料が2~3割カットされたり、
昨年からボーナスも減少傾向なのでボーナスローンで
住宅ローンを組んでいった人達には死活問題です。
また、テレワークになって、
残業代が稼げなくなった人も多いでしょう。
実際の基本給が減っていることに加えて所定外給与、
つまり残業代は20%近く減っているというデータもあります。
もっともこの10年でサラリーマンの平均給与が
下がっているにもかかわらず不動産価格が上昇してきましたから
毎年返済額が増えるのは当然で、
たとえコロナ禍でなくてもほんの少しの収入の変化で
住宅ローンの返済が厳しくなっていってしまう
そんな時代なんです。
では、
住宅ローンの返済がきつくなったら
どうすればいいのでしょうか
一般的な対策としては大きく3つの方法があります。
① 返済の猶予
② 借り換え
③ 政府の救済措置を利用する
それではこちらの方法をそれぞれ解説していきす。
まずは、
銀行に相談をしてローンの返済を猶予してもらう方法
これは、今収入は減っているけれども、
一定期間で収入の回復が見込める方がまずすべき対応になります。
実は今、各銀行は金融庁の指導のもと返済猶予など
柔軟に対応するよう要請しています。
なので、基本的には前向きに返済猶予を
検討してくれると思います。
ここで、絶対にやってはいけないのは
黙ってローンを滞納してしまうこと
一度でも黙って返済ができなくなると
金利の優遇がなくなったり
今後、一切返済猶予の相談に
乗ってもらえなくなる可能性があります。
なので、返済がきつくなったらすぐに
銀行の窓口に相談に行くようにして下さい。
今回はここまでです。
次回は、
現在の各金融機関の対応はどうなっているのか!?
からお届けいたします!
次回もお楽しみに♪
不動産実務検定は「いつでも」「どこでも」「誰でも」
学べる講座になっています。
不動産の基礎から詳しく学べます!
ぜひ、ご受講下さいね!
▼ 受付中の不動産実務検定認定講座はこちらから!
https://www.j-rec.or.jp/schedule
一般財団法人 日本不動産コミュニティー
J-REC事務局 横山千穂