不動産実務検定ブログ
2021/10/15
『掘り出し物件の探し方 最終回』<全3回>
みなさん、こんにちは!J-REC事務局の菊池です!
前回に続き、掘り出し物件の探し方について、
ご紹介していきます!
▼▼▼▼
第一回の内容はこちらから!
第二回の内容はこちらから!
▲▲▲▲
【目次】
1.不動産屋が儲かる仕組みを理解する
2.指値交渉がしやすい物件について
3.元付物件の探し方
ここで一度、指値交渉がしやすい物件について整理をすると、
・元付け(専任)物件
・相続物件
・売れ残っている物件
ということになります。
両手が狙えるためです。
多少値引きをしても直付けの専任業者は見つけたいと思っているため
他業者からお客様を紹介されたとしても「買い付けが入っています」と言って
嘘をついて排除する傾向があります。
相続物件は基本的に相続が発生したその日から10ヶ月以内に相続税の申告しないといけません。
そのため納税のために現金化を急いでいて、物件を早く売りたいという場合があるのです。
そういった背景から指値交渉が成功する確率が高いということになります。
相続物件は信託系不動産会社で扱っていることが多いです。
そのため物件資料を取り寄せたときに、
物件資料の下に「仲介会社」について書いてあるのですが、
そこに信託系の不動産会社の名前が書いてあると、
相続案件かな?という想像がつきます。
信託とかトラストなどと銀行系の名前と入っている場合には
相続関係の可能性が高いです。
そのような物件を見つけたら、
電話をしたり会いに行ったりして、
「いつ売り出されたのか」
「売主は誰なのか」
この2点をヒアリングすることが重要になります。
その情報から相続案件かどうか、
おおよそ想定することが出来ます。
この売れ残ってる物件の探し方ですが、
例えば街を歩いているときに
門扉に「売物件」と書いてある場合があります。
長く放置をされていて、
管理もされてなくて誰も住んでなくて、
庭も荒れ放題、みたいなところは
長いこと空き家なわけです。
看板をつけなければいけないほど、
長期間売れ残ってる可能性があるので
これは指値がきく可能性があります。
それからポータルサイトです。
ポータルサイトで長く売れ残っているようなものも、
指値がきく可能性があります。
最後に元付物件の探し方についてお伝えいたします。
これは意外と簡単なのですが、
大手の不動産会社のホームページで取り扱っている物件というのは
直接の専任物件である可能性が高いです。
ほとんどが元付物件といっても過言ではありません。
例えば専任でそういった大手の不動産会社さんが
売却の依頼を受けたとすると
このレインズに掲載するまで
猶予が1週間とか2週間とか、
その媒介契約の内容であるので、
その1週間とか2週間の間に
自分のポータルサイトで売却活動をして
そこで買主さんが見つかったら
手数料が両手になるわけです。
なのでこういった大手の不動産会社の直サイトには
元付物件が掲載される可能性が極めて高いです。
いかがだったでしょうか。
このように元付の物件を探すことによって、
指値交渉が非常に有効的になってきます。
不動産実務検定は「いつでも」「どこでも」「誰でも」
学べる講座になっています。
不動産の基礎から詳しく学べます!
ぜひ、ご受講下さいね!
▼ 受付中の不動産実務検定認定講座はこちらから!
https://www.j-rec.or.jp/schedule
一般財団法人 日本不動産コミュニティー
J-REC事務局 菊池
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1.不動産屋が儲かる仕組みを理解する
2.指値交渉がしやすい物件について
3.元付物件の探し方
ここで一度、指値交渉がしやすい物件について整理をすると、
・元付け(専任)物件
・相続物件
・売れ残っている物件
ということになります。
・元付け(専任)物件
両手が狙えるためです。
多少値引きをしても直付けの専任業者は見つけたいと思っているため
他業者からお客様を紹介されたとしても「買い付けが入っています」と言って
嘘をついて排除する傾向があります。
・相続物件
相続物件は基本的に相続が発生したその日から10ヶ月以内に相続税の申告しないといけません。
そのため納税のために現金化を急いでいて、物件を早く売りたいという場合があるのです。
そういった背景から指値交渉が成功する確率が高いということになります。
相続物件は信託系不動産会社で扱っていることが多いです。
そのため物件資料を取り寄せたときに、
物件資料の下に「仲介会社」について書いてあるのですが、
そこに信託系の不動産会社の名前が書いてあると、
相続案件かな?という想像がつきます。
信託とかトラストなどと銀行系の名前と入っている場合には
相続関係の可能性が高いです。
そのような物件を見つけたら、
電話をしたり会いに行ったりして、
「いつ売り出されたのか」
「売主は誰なのか」
この2点をヒアリングすることが重要になります。
その情報から相続案件かどうか、
おおよそ想定することが出来ます。
・売れ残っている物件
この売れ残ってる物件の探し方ですが、
例えば街を歩いているときに
門扉に「売物件」と書いてある場合があります。
長く放置をされていて、
管理もされてなくて誰も住んでなくて、
庭も荒れ放題、みたいなところは
長いこと空き家なわけです。
看板をつけなければいけないほど、
長期間売れ残ってる可能性があるので
これは指値がきく可能性があります。
それからポータルサイトです。
ポータルサイトで長く売れ残っているようなものも、
指値がきく可能性があります。
最後に元付物件の探し方についてお伝えいたします。
これは意外と簡単なのですが、
大手の不動産会社のホームページで取り扱っている物件というのは
直接の専任物件である可能性が高いです。
ほとんどが元付物件といっても過言ではありません。
例えば専任でそういった大手の不動産会社さんが
売却の依頼を受けたとすると
このレインズに掲載するまで
猶予が1週間とか2週間とか、
その媒介契約の内容であるので、
その1週間とか2週間の間に
自分のポータルサイトで売却活動をして
そこで買主さんが見つかったら
手数料が両手になるわけです。
なのでこういった大手の不動産会社の直サイトには
元付物件が掲載される可能性が極めて高いです。
いかがだったでしょうか。
このように元付の物件を探すことによって、
指値交渉が非常に有効的になってきます。
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