不動産実務検定ブログ

2023/02/10

『究極の空室対策!』<前編>


みなさん、こんにちは。
J-REC事務局の横山千穂です!


今回のテーマは


『究極の空室対策!』


ということで、


『長期入居を実現する方法』


を、<前編><後編>にわけて
お伝えしたいと思います!


ぜひ、最後までお付き合い下さい♪


「入居したら二度と出ない」


そんな入居者さんがいたら
大家業はすごく楽になりますが、


現実には2~3年、
単身者だと1年ちょっとで


入れ替わることが多いです。


そんな中、


一旦入居したらずっと
住み続けてくれる物件とは



どんな物件なのでしょうか。


究極的には、


自分の所有する持ち家のような感覚で
住んでもらえるような物件なら


退去は起きないと思います。


なぜかというと、


実際にローンを組んで
持ち家を持った人は


転勤などの特別な事情がないかぎり
引越しはしないと思うからです。


ただ、持ち家のように住み続けて
もらえる条件とはなんなのか。


まず入るのが、


◎ 住み心地が良い


それから、


◎ コストが適切である


そして、


◎ 近所付き合いが良好である


賃貸を提供している大家さんは
できるだけ分譲レベルに近づけようと


日々努力していますが、


「住み心地が良い」という条件は
お金あるいはアイディアで


実現することが可能に
なってくるのではないかと思います。


次に「コストが適切である」
という条件についてですが、


入居者さんは家賃を毎月払っています。


ただ、この家賃を払い続けても
自分の家にはならないということで


退去されてしまうこともあります。


そして、


契約期間は2年で切り替わり
更新という形になったり、


定期借家契約であれば再契約手数料
というものがかかってきます。


そこで、更新料を頂かない
という選択も考えてみて下さい。



更新料というと普通借家契約
の話になるのですが、


定期借家契約でやっている場合は
再契約手数料ということで


仲介会社さんは仲介手数料を
100%もらえます。


ここについては、


契約内容に変更があった場合、
内容を変更したうえで


改めて契約を交わすだけなので


事務手数料として数万円を
逆に大家さんが払うことによって


入居者さんからは
もらわないようにします。



なぜそのようにするのがいいかというと、


退去する理由です。


今回はここまで。


次回もぜひご覧くださいね♪


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一般財団法人 日本不動産コミュニティー
J-REC事務局 横山千穂