不動産実務検定ブログ
2023/09/06
『新築ワンルームマンション投資の営業マンを撃退する方法』<第3回>
みなさん、こんにちは。
J-REC事務局の横山千穂です!
▼『新築ワンルームマンション投資の
営業マンを撃退する方法』<第1回>
https://www.j-rec.or.jp/blog/1009
▼『新築ワンルームマンション投資の
営業マンを撃退する方法』<第2回>
https://www.j-rec.or.jp/blog/1013
今回は5つ目の営業トークから
解説いたします!
ぜひ、最後までお付き合いください♪
5つ目の営業トークは、
『家賃が年金代わりに受け取れるので
老後は安心できますよ!』
実際は、
年金を受け取る年齢になるまでに
新築ワンルームマンションが足かせになって
資産形成ができないという
リスクの方が遥かに高いんです。
老後に家賃を年金のように
受け取れる状態になるまでに
自分自身が破綻してしまう
可能性があるので
絶対に新築ワンルームマンション投資は
やってはいけません。
次に6番目の営業トークは、
『リストラや病気で収入がなくなっても
家賃収入があるので安心ですよ!』
『35年の家賃保証も付いていますので、
収入が途絶えるといった心配をする
必要がありません!』
新築は最初からキャッシュアウトして
自分のポケットマネーから
2万円ないしは3万円持ち出しにして
購入する投資方法なので
ローン完済するまで家賃収入は
「ゼロ」なんです。
なので、
病気やリストラで収入が減ったら
もっと大変になってしまいます。
だからこの営業トークは
絶対に成り立たないんです。
そして、
『35年の家賃保証も付いていますので、
収入が途絶えるといった心配をする
必要がありません!』
この営業トークも
絶対に信用してはいけません。
なぜかというと、
35年その固定の家賃を保証する
という契約にはならないからです。
どういう契約になるのかというと、
『35年間家賃の保証は契約で結びます。
ただし、保証する家賃の額については
2年ごとに改定、見直しがあります。』
という契約になります。
さらには、
15年後20年後に設備が古くなった時に
「新しく設備を入れ替えてくれないと
継続して家賃保証はできません。」
というような内容も
契約で結ばれることがあります。
そして、
経済状況が悪くなって
入居者が減るという状態になると
当然相場の家賃は下がってきますので
投資家に保証される家賃もそれに伴って
下がってしまうリスクの方が高いんです。
しかも、
「設備を所有者の費用で更新していかないと
継続して保証はできません。」
という内容に必ず契約上なっているので、
絶対にデベロッパーとか家賃保証会社が
損をしないような契約になっているんです。
ですので投資家の皆さんは、
「家賃保証あるからこの経営は
絶対に安泰だ♪」
と思わないようにして下さい。
過去には、
◎ 家賃保証会社が途中で倒産してしまい
家賃の支払いをストップされてしまった
このようなこともありました。
なので、
新築ワンルームマンション投資に限らず
家賃保証というシステムを使う場合には
よくその内容を検証して十分理解した上で
契約をするようにして下さい。
今回はここまでです。
次回は7つ目の営業トークから
解説いたします♪
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一般財団法人 日本不動産コミュニティー
J-REC事務局 横山千穂