不動産実務検定ブログ

2024/02/01

『エネルギーについて考える』

皆さん、こんにちは!

J-REC公認 不動産コンサルタントの
筒水浩喜です。 

まずは、私のプロフィールをご覧ください。

▼ 大阪第1支部 北摂SG 筒水浩喜 講師
https://www.j-rec.or.jp/koushi/show/260

私の本業は揮発油販売業(ガソリンスタンド)
なんですが、

その立場からよくエネルギーについて考えます。

特に災害発生時です。

今回の能登半島地震しかり東日本大震災、
阪神淡路大震災など、

日本に住み続ける限り地震災害から
逃れる事はできません。

テレビやSNSなどで
建物が倒壊している映像や

被災者がストーブの前で
暖を取っている映像、

ガソリンスタンドに
自動車が長い列をなす映像を
度々見かけるかと思います。

電気やガスなどのインフラが
破壊された時に、やはり頼りになるのが
 

石油です。


この20年で半数以上のガソリンスタンドが淘汰され、

現在、全国に残っている
ガソリンスタンドは、

およそ2万8千ヶ所となりました。

あと10年以内には

その半分以上が淘汰されると予想されています。

このガソリンスタンドがあるからこそ
ガスや電気のインフラが被災した時にも
石油を供給出来るのです。 

現在多くのガソリンスタンドには
自家発電設備が設置されており、

さらに小型のタンクローリーも保有しています。

災害発生時には機動力を生かして
被災地に駆けつける事も出来ます。 
 

ガソリンスタンドは言わば
最後の砦です。


災害復興時には無くてはならないものです。


絶対に起こると言われている関東大震災や
南海トラフ地震が目の前に迫っている今、

石油から水素を作り、

石油を燃やして電気を作る様な見せかけの
エコ社会の為に、

この災害大国日本からガソリンスタンドが
無くなってしまっても

本当に大丈夫なんでしょうか? 

世界に右に倣えでオール電化、
EV自動車の社会に突き進んでも

本当に大丈夫なのでしょうか?  

皆んなが少し考えるだけで大きく変わって来ます。 

エネルギーについて考えましょう!

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