不動産実務検定ブログ

2024/05/29

『コーヒー1杯700円のル〇アールはなぜ潰れないのか?』<第2回>

こんにちは!
J-REC事務局の中村です。

本日のブログは、前回の続きです。

ルノアールの意外な出店戦略に
迫っていきたいと思います。

飲食業だけではなく不動産投資を
考えた時にいかに立地が重要か

というテーマでお送りいたします。


前回のブログ → <第1回>


ではいきます('ω')ノ

今回は、3つのトピックでお話していきます。

1.
立退料で毎年〇億を稼ぐルノアールの
戦略とは?

2.
立退料の相場とは?

3.
立退料の支払いを回避する方法

それではまずルノアールの意外な
戦略について解説していきます!

ルノアールのライバルと言えば…

スターバックス
コメダ珈琲
ドトール
タリーズコーヒー

なんかがあると思います。

同じようにドリンクの単価が
700円くらいのスタバに比べたら
回転率は圧倒的に悪いんです。

さらにコメダやドトールに比べても
売上は少ないんじゃないか?

というふうに思います。

またルノアールの入っているビルは
みんな古いビルばかりなんです。

例えば東銀座の交差点にある
ルノアールもすごい古いビルの
2階にあるんです。

それにいつ行っても人が少ないような…?

と心配になってしまいます。

しかし実はルノアールには意外な戦略が
あると言われていて

それは何かというと…
 

古いビルに出店するということなんです。


つまり

築年数が古くて近い将来取り壊されそうな
物件に出店して、

戦略的な高額の立退料稼ぐという形です。

もちろんこれはあくまで憶測です!!
確証はありません、、、


しかし実際に高額な立退料を
ほぼ毎年受け取っていると言われています。

ルノアールが一体どれくらい
立退料を得ているのでしょうか?

それは決算資料をみればわかります。

決算資料の中には【受取補償金】
っていう項目があるんですが、

これが立退料のことなんです。

具体的に毎年いくらもらっているのか
というと

● 平成23年は4億円
● 平成24年は0
● 平成25年は2200万円
● 平成26年は0
● 平成27年は2億3000万円
● 平成28年は1億9500万円
● 平成29年は9100万円
● 平成30年は2億円
● 平成31年は0
● 令和元年は7400万円
● 令和2年は1億1800万円
● 令和3年は2000万円
● 令和4年は0

そして今年は中間決算時点で
4700万円を受け取っていて

14年間で合計13億7700万円、
毎年約1億円の立退料収入を得ているんです。

本日はここまでです。
次回もお楽しみに。


以上J-REC事務局の中村でした(бвб)




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