不動産実務検定ブログ

2024/07/01

『悲報!新築住宅一斉値上げ!どうなる?不動産業界』<第3回>

みなさん、こんにちは!
J-REC事務局の中村です。

本日のテーマは…前回の続きです。

【悲報】新築住宅一斉値上げ!
  受注激減で倒産する工務店も!


ウッドショックでどうなる?
建築、不動産業界。

です。

前回のブログ

→ <第1回>  <第2回>


今回は、ウッドショックが起きている
原因について解説していきます!

ではいきます(`・ω・´)ノ

ウッドショックが起きている原因
3つあり、

北米の住宅需要が急増していること

世界中でコンテナ不足が深刻になっていて
海運コストが急騰していること

を解説しました!

今回は、

中国経済の回復の影響。

について解説します。

中国の直近のGDPは、急回復しており
(特に2021年1~3月は18.3%増)

コロナからの経済最下位の反動で
住宅需要も増え、

木材も爆買いしていると言われてます。

実際にも戸建賃貸やアパートの新築現場にも
その影響が出ています。

最近になってからも木材の確保が
難しくなるという情報は察知されており

対策はとってはいますが、

それでも工務店は1棟30坪あたり
40万前後のコストアップを
吸収しているような状況です。

ではコストを吸収しているとは
どういうことなのか?

それはコストの上昇分をお客様に
請求していないということです

つまり!

まるまる工務店の利益を圧迫している

ということなんです…。

しかしさすがに新規の契約からは
価格を上げるしかありませんので

間違いなく新築価格は上昇していきます。

ちなみに当初、
木材価格の値上げしている部分というのは、

プレカットで使われる構造材といわれる
部材なんですが、

最近は構造材以外の羽柄材といわれる

胴縁とか垂木で使われる比較的安価な
下地材も便乗して値上げしているそうです。

さらに主に東南アジアで作られている
ベニヤ板の価格も

過去30年で最高値になっていたりします。

輸入税の価格が上がっているなら
国産材使えばいいのでは?

という話もありますが、

林業が衰退しきっている日本で
いきなり今の需要を補えるだけの
供給はできないんです。

しかもすでに国産材の価格は、
上昇していて現場は末端価格は

1.5倍~1.8倍になっているとも言われています。

では具体的に新築価格は
どれくらい上がるのか??

それは次回解説します!お楽しみに。

以上J-REC事務局の中村でした(бвб)

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