不動産実務検定ブログ
2024/07/19
『10万円のリゾートマンションは買いか?』<第2回>
みなさん、こんにちは!
J-REC事務局の川口です。
本日のテーマは…
10万円のリゾートマンションは買いか?
です!
前回のブログ
→<第1回>
ここ最近にわかにリゾートマンションが
人気になってきています。
それはリモートワークの
移住者が増えているからなんです。
東京にいてもリモートワークで家にいて
普段仕事をしているなら
温泉に毎日入れて、冬はスノボができて
しかも都内に住むより格段に
住居費が安くなるのがその理由です。
最近は町を挙げて
移住者を支援している町もあり、
移住準備の相談や
移住後のサポートも充実しています。
さらにお試し移住用の施設は
予約がいっぱいだそうです。
しかし格安リゾートマンションには
一般のマンションにはない
リスクがあります。
まず1つは維持費が高いということです。
なぜリゾートマンションが格安なのか
もう少し詳しくいうと
買うときはやすいけれど
維持費が高いので、
購入後は実際に支払う金額は
高くなってしまうという
カラクリがあります。
リゾートマンションには
温泉施設やプールなどの
共用施設がありますから
そういった施設があるので
維持費が高くつきます。
2つ目には老朽化に伴う
修繕費の問題があります。
さらにリゾートマンションは
築30年前後のものが多く
修繕費の滞納も通常のマンションよりも
多いといわれています。
となると、大規模修繕をしたくても
予算がなくてできなかったり
連絡のとれる住民だけで
修繕費の追加負担を強いられる
なんていう可能性もあるので
結局大規模修繕が先延ばしになってしまう
といった問題もあります。
3つ目は観光地として
すでに廃れている可能性もあります。
開発されたバブルの頃は人気だったけれど
30年たってもう観光地としては
廃れている可能性があります。
そうなるとスーパーや周辺施設も
撤退しているかもしれませんので
仮に格安で購入できたとしても
出口が取れない可能性があります。
4つ目は賃貸需要が見えない
ということです。
家賃収入目的で
リゾートマンション投資を
考えている方がいるかもしれませんが
リゾートは季節性の影響が大きく
年間を通して安定した収入を確保するのは
相当難しいようです。
例えば
海辺のサーファー向けの物件であれば
戦略的に募集すれば
一年中需要はあるかもしれませんが
雪山のリゾート地の需要は
基本的には冬場しかありません。
5つ目は売ることが難しいこと
最近はテレワークのニーズがあるといっても
リゾートマンションの空き家は
未だ非常に多いので
将来的に売るのが困難になる
可能性があります。
なのでリゾートマンションは
投資と考えるのではなく、
住居費を下げつつ、
いかにストレスフリーな生活が実現できるか
こういうことを現在の働き方や
現在の住居費と天秤にかけて
判断する必要があると思います。
本日はここまでです。
次回もお楽しみに(^-^)
以上J-REC事務局の川口でした!
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ウラケンがYouTubeの時などに着用している
『不動産実務検定Tシャツ』販売いたしました!
他のデザインもあります(*'ω'*)
ぜひチェックしてみてください!
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J-REC事務局の川口です。
本日のテーマは…
10万円のリゾートマンションは買いか?
です!
前回のブログ
→<第1回>
ここ最近にわかにリゾートマンションが
人気になってきています。
それはリモートワークの
移住者が増えているからなんです。
東京にいてもリモートワークで家にいて
普段仕事をしているなら
温泉に毎日入れて、冬はスノボができて
しかも都内に住むより格段に
住居費が安くなるのがその理由です。
最近は町を挙げて
移住者を支援している町もあり、
移住準備の相談や
移住後のサポートも充実しています。
さらにお試し移住用の施設は
予約がいっぱいだそうです。
しかし格安リゾートマンションには
一般のマンションにはない
リスクがあります。
まず1つは維持費が高いということです。
なぜリゾートマンションが格安なのか
もう少し詳しくいうと
買うときはやすいけれど
維持費が高いので、
購入後は実際に支払う金額は
高くなってしまうという
カラクリがあります。
リゾートマンションには
温泉施設やプールなどの
共用施設がありますから
そういった施設があるので
維持費が高くつきます。
2つ目には老朽化に伴う
修繕費の問題があります。
さらにリゾートマンションは
築30年前後のものが多く
修繕費の滞納も通常のマンションよりも
多いといわれています。
となると、大規模修繕をしたくても
予算がなくてできなかったり
連絡のとれる住民だけで
修繕費の追加負担を強いられる
なんていう可能性もあるので
結局大規模修繕が先延ばしになってしまう
といった問題もあります。
3つ目は観光地として
すでに廃れている可能性もあります。
開発されたバブルの頃は人気だったけれど
30年たってもう観光地としては
廃れている可能性があります。
そうなるとスーパーや周辺施設も
撤退しているかもしれませんので
仮に格安で購入できたとしても
出口が取れない可能性があります。
4つ目は賃貸需要が見えない
ということです。
家賃収入目的で
リゾートマンション投資を
考えている方がいるかもしれませんが
リゾートは季節性の影響が大きく
年間を通して安定した収入を確保するのは
相当難しいようです。
例えば
海辺のサーファー向けの物件であれば
戦略的に募集すれば
一年中需要はあるかもしれませんが
雪山のリゾート地の需要は
基本的には冬場しかありません。
5つ目は売ることが難しいこと
最近はテレワークのニーズがあるといっても
リゾートマンションの空き家は
未だ非常に多いので
将来的に売るのが困難になる
可能性があります。
なのでリゾートマンションは
投資と考えるのではなく、
住居費を下げつつ、
いかにストレスフリーな生活が実現できるか
こういうことを現在の働き方や
現在の住居費と天秤にかけて
判断する必要があると思います。
本日はここまでです。
次回もお楽しみに(^-^)
以上J-REC事務局の川口でした!
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