不動産実務検定ブログ

2024/08/05

『国立市マンション解体の真相』<第6回>


みなさん、こんにちは。
J-REC事務局の横山千穂です。


▼『国立市マンション解体の真相』
  <第1回>
   https://www.j-rec.or.jp/blog/1221

▼『国立市マンション解体の真相』
  <第2回>
   https://www.j-rec.or.jp/blog/1225

▼『国立市マンション解体の真相』
  <第3回>
   https://www.j-rec.or.jp/blog/1228

▼『国立市マンション解体の真相』
  <第4回>
   https://www.j-rec.or.jp/blog/1232

▼『国立市マンション解体の真相』
  <第5回>
   https://www.j-rec.or.jp/blog/1235



第6回目もぜひご覧ください!


前回、積水ハウスが解体を決意した
本当の理由の1つをお伝えいたしましたが、


もう1つの理由はというと、


◎ 近隣住民が条例違反や建築違反の
  証拠を掴んだ可能性



実は文京区にある建築中の
8階建ての分譲マンションが


近隣住民の反対で8年間も事業が
中断している物件があります。


近隣住民が建築確認の審査請求をした結果


◎ 避難路の確保が十分できていない


ということがわかって、


東京都が建築確認を取り消して
裁判沙汰になっていたんです。


結局、最高裁で違反が認められて
昨年の8月にデベロッパーは


解体・建て直しを決断した
ということがありました。


国立市のケースでも


もし条例違反や建築違反が
見つかっていたとすると



積水ハウス側は
当然立場が悪くなりますし


最悪文京区と同じケースも
考えられたわけです。


ネットの情報によると


反対住民側が何か違反を見つけた
みたいな書き込みがあったので


もしその違反が本当にあったのなら


泥沼化する前に積水ハウス側が
自ら身を引いたことも考えられます。



それでも積水ハウスは3兆円企業ですし


・解体費 ➡ 1~2億程度

・建築費 ➡ 5~6億程度



だと思いますので、


今回の損失はトータルで10億円も
いかないのではないかと考えられ、


積水ハウスの売上高からしたら
カスリ傷程度にもならないと思います。



それよりも、


今回の解体の決断によって
報道各社も取り上げていますし


解体決定で驚いてる住民も
いるくらいです。


逆に


「せっかく作ったマンションを
 壊すのはもったいない」



という意見もあります。


なので近隣に配慮して
解体を英断した優良企業として


多くの人に積水ハウスの誠実さをPR
するには格好のネタになりましたし、


その宣伝効果は絶大だったと思います。


今回はここまで。


次回は最終回です。
ぜひご覧くださいね。


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一般財団法人 日本不動産コミュニティー
J-REC事務局 横山千穂





◆◆ よこやま今日のひとこと日記 ◆◆

実はコジコジが大好きです♪

コジコジグッズをみつけるとついつい
買ってしまうおばちゃんです(笑)

つい先日も雑貨屋さんでみつけてしまい
買ってしまいました・・・

コジコジのあのゆる~い感じと
かわいさがたまらないんですよね~

これからもきっとコジコジグッズを
増やしてしまうであろう横山でした♪