不動産実務検定ブログ

2024/08/14

『家族の絆を深める賃貸経営』<第30回>


こんにちは。
岐阜支部の高橋利典と申します。


家族の絆を深める賃貸経営の続き。


賃貸経営の可能性を拡げる
時価の考え方について。


今日も、家族との絆について
考えていきたいと思います。


まずは、私のプロフィールをご覧ください。
https://www.j-rec.or.jp/koushi/show/236


~前回までのブログ紹介~
https://www.j-rec.or.jp/docs/ttblog.pdf



本日は<第30回>です。


『ニゴシエーションに役立つ手紙』


について解説していきます!


神戸に村山順子さんという、


手紙の書き方を教えてくださる
先生がいらっしゃいます。


私は村山先生の手紙の
セミナーを受ける前に、


「手紙で人生が変わるなんて 
 そんな人はそうそういないよ」



と思っていました。

  
村山順子さんの著書に、


『人生を変えた10行の手紙』


という著書があります。


村山順子さんは、


御主人さんが亡くなる前に書かれた
たった10行の手紙が 


御自身の人生を変えた、
と言われていました。

   

村山さんはかつて幸せな結婚生活を
送られていました。


ところが、


出張先で御主人が急逝され、
絶望の淵に立たされ


落ち込んでおられたそうです。


遺品整理をされているときに、


愛するご主人からのお手紙を 
発見されたのだそうです。


それまで何も手のつかなかった
村山さんでしたが、


愛するご主人さんからの
心のこもった手紙を読んで、


三人のお子様方を育て
暮らしを成り立たせていく


勇気が湧いてきたというのです。


それからというもの、


村山さんは心を込めた本心の
手紙を書くことの大切さを


沢山の方に伝える活動をされています。

   
私は、その村山順子さんの
手紙のセミナーを聞いて、 


万年筆で手紙を書く習慣を
身につけました。


それから一年くらいが経ったある日、


行政書士として遺産分割協議書作成を
する仕事に従事しました。



お父様が亡くなられ異母姉妹の
相続人がいらっしゃる相続で 


遺産分割協議書作成依頼の
仕事を受けました。


最初から分割協議書への捺印が
難航しました。


相続人のお一人の方から連絡があった際、


最初から電話口に厳しい口調での
お声をいただきました。



何度かお会いし事実を誠心誠意
お伝えしているうちに、


チャンスが訪れました。


村山先生に教えていただいた通り
万年筆であるがままを


誠心誠意お伝えする手紙を
その相続人の方に書いたのでした。

 
後日呼び出されて、


「高橋さんからいただいた手紙が
 本当にうれしかったです。」



そのようにお話くださいました。


村山さんいえ、
村山先生から教えていただいた


本心の手紙ということで、


これほど人間関係が円滑に進むとは
思ってもみませんでした。


私は、手紙を書く習慣がこれほ
ど力強いものなのかと思い知りました。


村山先生に生きる力を与えたものは 
何だったのでしょうか? 



本心からの手紙ということだそうです。


普段忙しさの中で
親しい家族の間柄でも、


なかなか自身の本心を
伝えることができません。
    

心の奥底から出る本心を伝える手紙、


賃貸経営をしているときに 
役立つこともきっとあるでしょう。



賃借人さんまたはそのご家族、
購入先の物件所有者の方々、


仲介に入っていいただく不動産会社さん、
管理会社さん、建築業者さん、


沢山の方との一期一会があります。


ご自身のご家族にも時折、


お手紙や文章を残しておくと
よいのではないでしょうか。



なぜ賃貸経営をはじめたのか?
どんな想いで賃貸経営をしているのか? 


物件はこういう風に役立ててほしい、
いつまでに処分してほしい


など様々に本心をまとめておいては
いかがでしょうか。


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本日はここまで。

次回もお楽しみに!✨

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