不動産実務検定ブログ

2024/08/23

都内マンション1億円超のバブル<第2回>

みなさん、こんにちは!
J-REC事務局の川口です。

本日のテーマは…

都内マンション1億円超のバブル

です!

前回のブログ
<第1回>

このようにもうなかなか手の届かないレベル
まで価格が上がってしまいました。

都心のマンションですが
こんな超高級マンションを
一体だれが買っているのでしょうか。

リクルートの調査による
と今までは年収1000万円を超える

パワーカップルが主な購入層でしたが
最近は世帯年収が2000万円を超える
スーパーパワーカップルが主な
購入層のようです。

パワーカップルになると
必然的にペアローンになると思いますが

基本的に年収に対して
ローンがいくらくらいかりれるかというと
実は年収の7倍くらいが限度なのです。

となるともう世帯年収が2000万円の
スーパーパワーカップルでも

1億4000万円くらいが
ローンの限界になってくるわけです。

東京23区の新築マンションの平均価格が
約1億3000万円ということは

もうスーパーパワーカップルですら
ギリギリ手が届かなくなるレベルに
到達しているということです。

仮にペアローンを組んだとしても
日本の離婚率は35%もあるのに
これはすごいリスクではないでしょうか。

また都心の新築分譲マンションを
買っているのは
日本人だけではありません。

こういった高額物件は実は
海外マネーにも支えられています。

最近特にアジアの富裕層が
都心の高額物件をさがしていて

昨年と比べても外国人の問い合わせ件数が
10倍以上になっているという報告もあります。

なぜ海外マネーが日本の不動産を
買っているのかというと

その理由は2つあります。

ひとつはもともと日本のマンションは
世界の主要都市に比べて
まだまだ割安だったからです。

日本不動産研究所の調査によると
東京都心のマンション分譲単価を
100とした場合、

香港は242.7、ロンドンも181.7、
そしてニューヨークが132.1

台湾が156.9と東京都心の
分譲単価はかなり割安感があります。


本日はここまでです。

次回もお楽しみに(^-^)

以上J-REC事務局の川口でした!

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