不動産実務検定ブログ
2024/10/17
『家族の絆を深める賃貸経営』<第35回>
こんにちは。
岐阜支部の高橋利典と申します。
家族の絆を深める賃貸経営の続き。
賃貸経営の可能性を拡げる
時価の考え方について。
今日も、家族との絆について
考えていきたいと思います。
まずは、私のプロフィールをご覧ください。
https://j-rec.or.jp/koushi/show/236
~前回までのブログ紹介~
https://www.j-rec.or.jp/docs/ttblog03.pdf
本日は<第35回>です。
『違いを活かす経営
ダイバーシティー& インクルージョン』
について解説していきます!
昨年度9月にはじめて、私が経営する会計事務所は
事業譲受を経験しました。
新たに従業員を3名と顧客を引継ぎし、
相互の事務所の従業員同士が
初めてお目見えしました。
新たな門出の日に私は従業員に
次のように話をしました。
シルクロードによって
様々な文化が融合し、
新しい文化が発展したように、
我々も今回のことを契機に
互いの文化を活かしあい発展していきましょう。
そのように申したものの、
互いに違う就業規則の統一に始まり、
細かなルールを統一するまでに
多くの時間を要し苦難の連続でした。
ただし、今までの事務所になかった方針で
ありがたいなと思ったことは、
「意見を出し尽くす」
ダイバーシティー経営ということを覚えたことです。
全く違う二つの事務所が統合した結果、
意見の相違こそ重要で、
どのようにそれを活かしていくのか?
ということが大切と思えるようになりました。
毎週月曜日、どのように
事務所の業務標準化をするか?
という議論を少しずつ進めていきました。
最近、ダイバーシティーという
考え方だけでなく、インクルージョンという
考え方もあるのだということを知りました。
インクルージョンは、
単に多様性を認めるだけではなく、
多様な人材が互いに尊重され、
それぞれが能力を発揮できている状態を
作り出すということだそうです。
インクルージョンは、
ヨーロッパの社会福祉政策の理念として
発展した考え方であることを知りました。
不動産デベロッパーでは、
「三井のリハウス」のCMで有名な、
三井不動産リアルティさんが、
ダイバーシティー&インクルージョンを理念に掲げ、
「女性の活躍推進」「育児・介護との両立」
「多様な人材の活躍推進」を推進しているとのこと。
違いを認め、個々が能力を発揮できている状況を
作り出すためには、単に理念を掲げるだけでなく、
具体的な数値目標なども重要で、
個々の能力が実際に活かしきれているか?
PDCAを繰り返していくことも重要なようです。
よりよい住環境を提供することを
重視している会社であり、
そのために一人一人のアイデアが
活かされている状態が望ましく、
その結果 ダイバーシティー&インクルージョンが
重要と解されているのだなと感じました。
一度 企業を見学させていただければ
ありがたいなと思いました。
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本日はここまで。
次回もお楽しみに!✨
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