不動産実務検定ブログ
2024/12/06
『2024年問題の裏側を大暴露!』<第2回>
みなさん、こんにちは。
J-REC事務局の横山千穂です。
前回よりお送りしております、
▼『2024年問題の裏側を大暴露!』
<第1回>
https://www.j-rec.or.jp/blog/1321
2回目の今回は、
◎ 建設業の2024年問題
について、
少しおさらいをしておこうと思います。
2019年に誕生した働き方改革が
建設業に強制発動されるようになったのが
2024年4月です。
働き改革というのは、
・残業を減らす
・有給休暇を取得しやすくする
・IoTを導入して生産性を上げる
といった取り組みです。
ただ、
長時間労働が当たり前の建設業界に
いきなり働き方改革を導入するのは
無理があるということで
当初5年間の猶予がありました。
そして、
5年が経過した今年の4月
建設業界にもついに
働き方改革が発動されたのですが、
これで何が変わったのかと言うと
1つ目は、
◎ 完全週休二日制
2つ目は、
◎ 残業時間
➡ 月45時間・年間360時間に制限
になりました。
他にも、
2023年には月60時間を超える割増賃金は
中小企業も大企業と同じく
2倍の50%に引き上げられました。
これに違反すると、
・6ヶ月以下の懲役
あるいは
・30万円以下の罰金
が科せられる恐れがあり
しかもこの罰則は
建設会社に対してだけではなく
残業を支持した会社の上司も
対象になります。
とはいえ、
週休二日というのは法律で
決まっているものではなく
あくまで努力目標なのですが
残業が月40時間・年間360時間
という縛りができると
必然的に週休二日制にしないと
この条件はクリアできないように
なっているんです。
なので、
ほとんどの建設現場で週休二日に
なると思われていたのですが、
実態はそうなっていない
ケースも多いんです。
そもそも建設業界の人材不足を
補うために休みを多くしたり、
報酬や待遇を良くしたりして
人材を何とか確保しようと
この働き方改革を導入したのに
実態は必ずしも待遇改善に
なっていないばかりか
実際には稼げなくなった建設業界を見限って
別の職種に転職する人材も増えたり、
人材の流出を防ぐために
人件費の高騰も招いてしまっている
というのが実態なんです。
そしてこれが中小建設会社の経営を
さらに圧迫してしまっているんです。
つまり、
このような理由で建設コストが
爆上がりしてしまっているんです。
そしてこれには、
大きな3つの副作用があるんです。
今回はここまでです。
最終回の次回は
◎ 3つの大きな副作用
について詳しく解説いたしますので
ぜひ、ご覧くださいね♪
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一般財団法人 日本不動産コミュニティー
J-REC事務局 横山千穂
◆◆ よこやま今日のひとこと日記 ◆◆
先日、電話での対応について
考えさせられることがありました。
電話はとても便利ですし、
文字だけよりも感情は伝わります。
ただ、大切な内容になればなるほど
◎ 言った言わない問題
が起きてしまい困ることもあります。
なので今後は、
問題になりそうなものや、
忘れては困るようなことは特に
メールや文章で後から確認できるよう、
双方のためにも残すべきだと思いました。