不動産実務検定ブログ

2025/01/16

『家族の絆を深める賃貸経営』<第42回>

 
こんにちは。
岐阜支部の高橋利典と申します。

家族の絆を深める賃貸経営の続き。

賃貸経営の可能性を拡げる
時価の考え方について。

今日も、家族との絆について
考えていきたいと思います。

まずは、私のプロフィールをご覧ください。
https://j-rec.or.jp/koushi/show/236

~前回までのブログ紹介~
https://www.j-rec.or.jp/docs/ttblog10.pdf

本日は<第42回>です。


賃貸経営の かもしれない運転の危険性』 です!
 

自動車の運転免許をお持ちの方であれば、
免許更新の際に一番よく
研修動画などで強調されるのが、 


「かもしれない運転の危険性」
ということではないかな?と思います。


自動車の運転でよく起こりうる盲点として、
右折車の影に隠れて直進してくる自動車や


自動二輪に気づかず
見切り発車をしてしまうような運転が
その最たる実例です。


また、横断歩道の近くで子供を目視はしたが、
きっと飛び出さないだろうと思って
速度を落とさないような場合、


危険性は予知しながらも、
憶測で速度を落とさない、
「だろう運転」というような行動も
類似の危険性をはらんでいます。
 

さて、賃貸経営でも、
こうした見切り発車が時折行われる場合があります。


しかし、後々発車した後に 
きちんと関係者に確認しておいたほうが
よかったと気づいてからは
遅いことが実際に起こりうるのです。


でわ、賃貸経営における 
「かもしれない運転」とは、
どのような場合に起こりうるのでしょうか。


「かもしれない運転」の最たる場面は、
賃貸需要がどの程度あるのかについて 


購入前から、その実際の需要予測について
エビデンスの収集を怠ったときに起こりうる現象です。
 

例えば不動産会社の担当者の方からの
口頭証言だけを基に、
それを鵜呑みにして、


実際に物件付近から駅までの道を歩いて見ずに
雰囲気をつかんでいなかったりすることが、
「かもしれない運転」に相当するのではないかと思います。
 

口頭証言だけを拠り所とせずに、
近隣商業施設や学校の
所在などの確認を怠らずに、


さらに実際の近隣の家賃の実例などの 
資料収集を余念なく行うことが、
「かもしれない運転」の回避につながります。


また、例えば、ハザードマップなどを確認はしたが、
実際には水害などは起こらないだろうと
憶測のもとに購入し、


火災保険などの条件をあまく考えてしまうことなども、
「災害が起きる確率は極めて低いだろう」と

想像のもとに賃貸経営を
行ってしまうことも、
これも「だろう運転」の一種です。
 

自動車運転と同じように 
賃貸経営も「かもしれない運転」を
避ける必要があります。


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本日はここまで。

次回もお楽しみに!✨

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