不動産実務検定ブログ
2025/07/16
『旧耐震物件の投資は あり?なし?』<第2回>
みなさん、こんにちは。
J-REC事務局の横山千穂です。
前回よりお送りしております、
▼『旧耐震物件の投資は あり?なし?』
<第1回>
https://www.j-rec.or.jp/blog/1468
第2回目の今回からは、
◎ 旧耐震と新耐震の違いについて
解説したいと思います。
まず、耐震基準とはなんなのか。
それは、建築基準法で定められている
建物の構造に関する基準です。
< 旧耐震基準 >
震度5でも倒壊しない設計になっている
< 新耐震基準 >
震度6~7でも倒壊しない設計になっている
新耐震基準の方が地震に強く
構造もより堅固な建物と言えます。
この旧耐震と新耐震を
見分けるポイントは
『いつ新築されたのか』
によります。
新耐震基準になったのは
1981年6月1日からなので
これ以降に新築された建物は基本的に
新体震基準ということになります。
なので、
今年2025年を基準にすると
築44年未満の建物が
新耐震ということになります。
ところが、
1981年6月1日以降に完成した建物でも
それ以前に確認申請を取得した建物は
旧耐震基準になっていますので
厳密には確認申請の取得の日付で
旧耐震か新耐震かを
見分ける必要があります。
『やっぱり新体震基準の物件に
投資した方がいいんだ!』
となる人が多いと思いますが、
実際に被害の大小を決めるのは
耐震基準よりも
地盤や地質の影響にもよります。
例えば、株式会社東京カンテイの
東日本大震災の調査データによると
▼ 株式会社 東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/
旧耐震のRCマンションで
倒壊したケースはほぼゼロで、
実際の被害の大小を決めたのは
耐震基準ではなく
地盤や地質の影響が大きかったと
報告されています。
ただ、木造になるとデータが違ってきます。
今回はここまでです。
次回もぜひご覧ください♪
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一般財団法人 日本不動産コミュニティー
J-REC事務局 横山千穂

◆◆ よこやま今日のひとこと日記 ◆◆
今日はワークショップ1日目です。
今年は30名の受講生の方が
2日間に分かれてご参加いただいていますが
大人がチームを作り一丸となって
学ぶ姿勢は学生の頃を思い出します!
ここから今年も新しい講師が
誕生すると思うとワクワクです♪
事務局も頑張って全力サポート
していきたいと思います。