不動産実務検定ブログ
2020/09/02
『お金を借りるなら、都銀?地銀?どっち?』(前編)
みなさん、こんにちは。
J-REC事務局の横山千穂です!
今回は不動産融資についてです。
不動産投資というのは自己資金が少なくても融資を使うことで、
効率的に資産を増やすことができます。
レバレッジとは「少ない資金で大きな金額の取引をする」ことですが、
不動産投資でいうレバレッジは、
株やFXでのレバレッジとは違って不動産自体が担保になるので、
万が一失敗したときのリスクが、
基本的に自己資金、自己資本の部分に限られます。
なので、株やFXよりもリスクが低いといえると思うのですが、
融資を引っ張ってくるというところで
つまずく人が多い。
そこで、将来不動産融資を使った投資ができるように
銀行との付き合い方について学びたいと思います!
具体的には、
付き合うべき銀行は、都銀なのか、地銀なのか、
あるいは別の銀行なのか?
将来的に融資を引きやすくするために、
どんな付き合い方を普段から心掛けていればいいのか?
これがわかれば、融資を引きたい時に
タイムリーに融資を受けることができるようになります!
そして、融資が受けられないことで、
欲しい物件が他人の手に渡ってしまうという
最悪の悲しい事態も回避することができます!
【付き合う銀行は都銀?地銀?それとも??】
あなたが不動産の初心者であると想定した場合、
付き合うべき銀行は・・・
都銀であるメガバンクでも地銀でもありません。
ズバリ!信用金庫です!!!
メガバンクに融資の相談を持ち込んだ方が良さそうですが、
基本的にメガバンクは大手の会社か上場企業しか相手にしません。
中小企業でも、
初めて法人を作ってメガバンクに口座を開設しようと思ったら
色々面倒なことを言われます。
なので、以前からメガバンクに口座を持っていたとしても、
易々と不動産投資の融資を引っ張てくることはできません。
なので、付き合うのであれば、
地銀か信用金庫ということになります。
なぜ、信用金庫がいいのか。
大手のメガバンクが相手にしないような地元の中小企業だとか、
個人を相手にして商売をしているからです。
まさしく、不動産投資の初心者にピッタリな金融機関なのです!
ただ、もちろん信用金庫にもデメリットはあります。
それは、信用金庫とういうのは、
地域密着で狭い範囲でしか行動しませんので、
地元の物件、そして地元の人にしか
融資ができないということになるのです。
ただ、都銀は全国区で全国に支店はありますが、
ある程度の規模にならないと融資の際相手にしてくれません。
全国に渡って投資をしているメガ大家さんのような人であれば
都銀も相手にしてくれるでしょうが、
1回のまだパッと出の不動産投資かは
ほぼ相手にしてもらえないと思っていた方がいいです。
地銀は支店のある所であれば、
もちろん融資はしてくれますが全国区ではありません。
信託銀行系、ノンバンク系は全国区にはなりますが、
融資の金利が高くなるというデメリットがあります。
いずれにしても、
初心者は信用金庫と付き合うのがベストです!
今日はここまでです。
この続きは後編で!お楽しみに!
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一般財団法人 日本不動産コミュニティー
J-REC事務局 横山千穂