不動産実務検定ブログ
2020/12/04
『外国人入居の実態! 第3回』<全3回>
みなさん、こんにちは。
J-REC事務局の横山千穂です!
今回は全3回シリーズでお届けさせていただいております、
『外国人入居問題の実態』の最終回をお送りします!
「前回のみてないよ」という場合は下記よりご覧いただけますので
ぜひ、併せてご覧ください♪
▼ 外国人入居の実態! 第1回
https://www.j-rec.or.jp/blog/344
▼ 外国人入居の実態! 第2回
https://www.j-rec.or.jp/blog/347
それでは、早速はじめていきましょー。
外国人入居のトラブルというと、
前回ご紹介させていただきました「ゴミ出し」の他には、
夜中に友達を呼んでどんちゃん騒ぎをしていたりする
「騒音トラブル」もあります。
その他には、震災があった時に本国に帰ると言って一方的に
契約解除の連絡をしてきて部屋の立会いもせず
カギもそのまま持ち帰ってしまったということがあります。
ただ、外国人が起こすトラブルは少なく、
日本人の方がよほどトラブルを起こしているのが実態です。
ですので、外国人だからという偏見だけで
入居審査をするのはやめた方がいいと思います。
とはいえ、外国人入居で心配なことがあるのは事実です。
もしもの事件、事故に巻き込まれることもあるかもしれません。
そこで最後に、外国人入居のリスクヘッジについてお伝えします。
まず、ご紹介したいのが外国人専門の家賃保証会社です。
外国人の滞納保証会社として有名なのは
「グローバルトラストネットワーク社」
https://www.gtn.co.jp/
この会社はもともと外国人専門の家賃保証会社として
スタートした会社なのですが、
ただ単に滞納保証をするだけではなく、
現在は、外国人専門の賃貸募集サイトを運営していたり
賃貸契約のサポートも多言語でしてくれます。
24時間多言語対応のオペレーターもいて
それぞれの国の言語で生活のサポートをしてくれたり、
ゴミ出しの方法や騒音、入居のルールなども周知してくれます。
ぜひ、一度サイトをご覧になってみて下さいね。
次に、家賃回収のリスクを減らす方法として、
ワンルームでも2人まで入居可能にします。
このようにすることで、滞納保証だけではなく同居人を連帯保証人にして
滞納のリスクをダブルでヘッジすることができます。
そして、突然入居者と連絡がとれなくなるというリスクも
減らすことができます。
なにより、2人で部屋をシェアすれば
家賃は半分で済むので入居者同士の経済的負担が減り、
その結果、滞納リスクも低くなるというメリットがあります。
当然2人で入居することになるので、
騒音には十分注意するよう事前に説明をし、
万一のトラブルに備えて、
まず最初の契約では3ヶ月~6ヶ月程度の定期借家契約にし、
その期間で問題はなければ、
期間を長くして再契約をするというスタイルにします。
こうしておけば、万一トラブルが起きた時の
長期化も防ぐことが出来るのでおすすめです!
また、外国人の事件、事故に対する保証は
あそしあ「大家の味方」
https://www.associa-insurance.com/product/rent.html
こちらの保険がおすすめです。
<あそしあ>では自殺や孤独死だけではなく、
通常の家財保険も取り扱っておりますので
1本化すれば手間も少なくていいでしょう。
今回のシリーズ『外国人入居の実態』いかがだったでしょうか?
今は新型コロナウイルスの影響で、
外国人の新規入居は少ないかもしれませんが、
ウイルスに勝った後の明るい未来の準備をしておきましょう!
不動産実務検定は「いつでも」「どこでも」「誰でも」
学べる講座になっています。
今回の外国人入居についても詳しく学べます!
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一般財団法人 日本不動産コミュニティー
J-REC事務局 横山千穂