不動産実務検定ブログ
2021/01/07
『ネットに弱い管理会社には要注意！』
こんにちは、J-REC理事の西山雄一です。
私は不動産実務検定の講師であると同時に、キャリア26年の現役大家でもあります。
その経験から、今回は
「管理会社さんの選定で意識していただきたいこと」
についてお伝えします。
といっても
世間一般で言われているような選定基準は、ググれば多くの記事がヒットしますので、
そちらを読んでください（笑）
ここでは、他の記事では触れないであろう、私の選定基準について書こうと思います。
私が管理会社さんの選定基準の中で、強く意識しているものの中に、
・ネット対応できるか？
・ネット対応していたとして、こちらからの連絡に対する反応速度は？
・新しいツールが出たときに、対応できる柔軟性があるか？
というものがあります。
「今どきメール対応していない管理会社なんかないだろう」
と思うかもしれませんが、不動産業界は超アナログです。
今でも、
「連絡はメールにしてください」
と言っても、電話をしてくる業者さんが山のようにあります。
不動産業界の方々は、とにかく電話が大好きです（笑）
しかし、こちらは仕事をしていますので、突然電話をかけてこられても、対応することができません。
後でかけ直せばいいと思うでしょうが、二度手間になってしまいます。
これがメールであれば、
時間が空いたときに落ち着いて返信することができますし、履歴が残りますので、
「言った、言わない」
の、トラブルを防止することもできます。
メール対応だけでもありがたいのですが、可能であれば、
「チャットツール」
にも対応してもらえれば言うことはありません。
私の場合は、「チャットワーク」という、
大企業にも採用されているセキュリティの高いチャットツールを使っています。
チャットワークで、
・私本人
・手伝ってくれている妻
・管理会社さんの担当さん
・その部下の皆さん
が参加するグループチャットを作ります。
そして、管理会社さんとの連絡は、そのグループチャットに一元化します。
そうすることにより、
・情報の共有化
・過去のやりとりの検索
が容易になります。
特に情報共有に関しては、メールの場合はいちいちCCを設定しなければなりません。
しかし、グループチャットであれば、普通に投稿するだけです。
また、メールと違って、
「お世話になっております」
「よろしくお願いいたします」
といった、余計な文章は必要なくなり、要件のみを送ればいいので時間の節約にもなります。
管理会社さんとの連絡をスピーディーに、そして簡潔に行うことによって、
不動産賃貸業の負担はかなり軽くなります。
「メールやチャットツールに対応してくれるのか？」
といったことも、
管理会社さんの選定基準の１つとすることを、強くおすすめします。
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J-REC理事・埼玉支部支部長
J-REC公認 不動産コンサルタント
西山 雄一
http://nishiyamayuichi.com/
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