不動産実務検定ブログ
2021/08/02
『ハザードマップでチェック!洪水、土砂崩れ、土石流、津波のリスクを回避する方法』①
みなさん、こんにちは!
J-REC事務局の内山です!
家を買うとき借りる時は必ずハザードマップをチェックしましょう!
先日、熱海市で豪雨による土石流が発生し
民家など130棟余りが甚大な被害を受けました。
未だ行方不明者の懸命な捜索が続いています。
今回は自然災害というより
違法な造成工事によって起きた人災だと言われていますが、
もしそうだとすれば被害に遭われた方は
悔やんでも悔やみきれないでしょう。
今回は行政がしっかりしていれば防げた災害だという声もあります。
ところで日本は天災の多い国と言われるように
毎年全国どこかで自然災害が発生しています。
台風洪水土砂崩れ土石流地震や津波など
日本ではどこで不動産を買ったとしても
何らかしらの天災に見舞われる可能性はあるわけです。
しかし、あらかじめある程度の自然災害が
予想できることはあまり知られていません。
例えば家を買うとき借りるときには
仲介会社から重要事項説明を受けますが
法律では自然災害のを可能性を
説明しなければいけないことになっているんですよ。
つまりあらかじめ天災の可能性を知っておけば
被害を最小限にしたり事前に備えをすることができるわけです。
天災リスクが高ければその不動産を買わないという選択もできます。
そこで今回は自然災害から資産と命を守るために
災害リスクをチェックする方法を解説します。
今回は3つのトピックで解説していきます。
『熱海の土石流災害はなぜ起きたのか?』
『重要事項で説明すべき4大天災リスクとは?』
『ハザードマップを一瞬で調査する方法』
まずは『熱海の土石流災害はなぜ起きたのか』について解説していきます。
7月3日に熱海市で発生した土石流は
これまで130棟以上が土砂にのみ込まれたくさんの尊い人命が失われましたが、
今回被害に遭った地区は熱海市の「土砂災害ハザードマップ」
で警戒区域に指定されている地域でした。
熱海市のハザードマップと実際の土砂災害の場所はピタリと一致しています。
今回の災害の原因になったのは大雨ではありますが
実は最上部に違法に造成された盛土が原因だ、と言われています。
熱海市については市の約70%が宅地造成等規制法の範囲に指定されていて
宅地目的の盛土については県の許可が必要になりますし
より強い安全対策や自治体による検査が義務付けられています。
しかし今回は宅地の造成が目的ではなく
単なる工事の際に出る残土の処分が目的だったので
条例に伴う届出だけで残土を捨てることができていたわけです。
ただ実際には届けられていた残土量をはるかに超える残土が盛られていたことも
今回の災害が甚大化した要因だと言われています。
なので今回は「天災 +人災」ともいわれる大災害なわけですが、
事前にハザードマップで注意を喚起して
法律で宅地造成を規制していても
このように人災のようなことも起きるので
なんともやるせない気がしますが
不動産を買ったり借りたりするときには
仲介業者は重要事項説明で必ず説明しなければいけない項目になっていますし
誰でも事前にハザードマップで確認することができますから
事前にしっかり確認して買うあるいは買わない判断をすることはとても重要です。
次回は不動産を買うとき借りるときに重要事項で説明される
天災リスクにはどのようなものがあるのか、代表的な天災リスクを4つご紹介します。
不動産実務検定では全国各地の認定講座で、
ライフプランニング、不動産投資、満室経営、税金対策、建築、
ファイナンス、土地活用コンサルティングなど幅広い知識を学ぶことができます。
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家を買うとき借りる時は必ずハザードマップをチェックしましょう!
先日、熱海市で豪雨による土石流が発生し
民家など130棟余りが甚大な被害を受けました。
未だ行方不明者の懸命な捜索が続いています。
今回は自然災害というより
違法な造成工事によって起きた人災だと言われていますが、
もしそうだとすれば被害に遭われた方は
悔やんでも悔やみきれないでしょう。
今回は行政がしっかりしていれば防げた災害だという声もあります。
ところで日本は天災の多い国と言われるように
毎年全国どこかで自然災害が発生しています。
台風洪水土砂崩れ土石流地震や津波など
日本ではどこで不動産を買ったとしても
何らかしらの天災に見舞われる可能性はあるわけです。
しかし、あらかじめある程度の自然災害が
予想できることはあまり知られていません。
例えば家を買うとき借りるときには
仲介会社から重要事項説明を受けますが
法律では自然災害のを可能性を
説明しなければいけないことになっているんですよ。
つまりあらかじめ天災の可能性を知っておけば
被害を最小限にしたり事前に備えをすることができるわけです。
天災リスクが高ければその不動産を買わないという選択もできます。
そこで今回は自然災害から資産と命を守るために
災害リスクをチェックする方法を解説します。
今回は3つのトピックで解説していきます。
『熱海の土石流災害はなぜ起きたのか?』
『重要事項で説明すべき4大天災リスクとは?』
『ハザードマップを一瞬で調査する方法』
まずは『熱海の土石流災害はなぜ起きたのか』について解説していきます。
7月3日に熱海市で発生した土石流は
これまで130棟以上が土砂にのみ込まれたくさんの尊い人命が失われましたが、
今回被害に遭った地区は熱海市の「土砂災害ハザードマップ」
で警戒区域に指定されている地域でした。
熱海市のハザードマップと実際の土砂災害の場所はピタリと一致しています。
今回の災害の原因になったのは大雨ではありますが
実は最上部に違法に造成された盛土が原因だ、と言われています。
熱海市については市の約70%が宅地造成等規制法の範囲に指定されていて
宅地目的の盛土については県の許可が必要になりますし
より強い安全対策や自治体による検査が義務付けられています。
しかし今回は宅地の造成が目的ではなく
単なる工事の際に出る残土の処分が目的だったので
条例に伴う届出だけで残土を捨てることができていたわけです。
ただ実際には届けられていた残土量をはるかに超える残土が盛られていたことも
今回の災害が甚大化した要因だと言われています。
なので今回は「天災 +人災」ともいわれる大災害なわけですが、
事前にハザードマップで注意を喚起して
法律で宅地造成を規制していても
このように人災のようなことも起きるので
なんともやるせない気がしますが
不動産を買ったり借りたりするときには
仲介業者は重要事項説明で必ず説明しなければいけない項目になっていますし
誰でも事前にハザードマップで確認することができますから
事前にしっかり確認して買うあるいは買わない判断をすることはとても重要です。
次回は不動産を買うとき借りるときに重要事項で説明される
天災リスクにはどのようなものがあるのか、代表的な天災リスクを4つご紹介します。
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