不動産実務検定ブログ

みなさん、こんにちは。
J-REC事務局の横山千穂です！


今回のテーマは、

 

『法人化するなら合同会社と株式会社どっちがお得？』

を、全５回シリーズでお伝えしていきます！


まず、法人化にするメリットから。

 

① 経費化がしやすい

② 減価償却費が任意償却できる

任意償却をすることで利益調整がしやすいです。

 

③ 青色申告の欠損金控除が10年間使える

個人の場合は、３年間です。

 

④ 物件売却時の譲渡益が事業所得になる

個人の場合は、５年未満の売却であれば、
約40%ぐらいの譲渡税がかかります。


ですが、法人ですと５年未満であれば
30%が実効税率ということになってきますので、


法人の方が、税務的に５年未満の売却の場合には
有利になってくるというのがあります。

 

⑤ 同族社員への報酬を給与所得として支給できる

もらった人は、給与所得控除が使えますので、
さらに節税になります。

 

⑥ 共済金の掛金が全額損金になる

これは、大きく２つあります。


中小企業倒産防止共済と小規模企業共済です。

 

⑦ 融資を受けやすくなる

法人化をすると個人よりも信用力がつきますので、
融資が受けやすくなるんです。

 

⑧ 相続対策によい

株で相続ができる分、
個人で物件そのものを相続する場合よりも、


株の評価を下げる相続対策がありますので、
そうすることによって、税金を抑えながらできます。

 

⑨ 決算時期を自由に変更できる・設定できる

多くの法人は３月決算が多いと思いますが、
任意で設定することによって、


税務調査の対策が取りやすいです。

 

⑩ 個人よりも社会的信用がある

ということが、

 

法人化の１番のメリットです

今回はここまでです！


次回は『株式会社と合同会社の違いについて』をお伝えします♪




 

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一般財団法人 日本不動産コミュニティー
J-REC事務局　横山千穂