不動産実務検定ブログ
2021/10/01
『掘り出し物件の探し方 第1回』<全3回>
みなさん、こんにちは。
J-REC事務局の菊池です!
今回のテーマは、
です。
全3回シリーズでお伝えしていきます。
利回り20%、30%という物件を探し出すことも夢ではありませんので、
是非、最後までお読みいただければと思います。
次の三点でお話をしていきます
1.不動産屋が儲かる仕組みを理解する
2.指値交渉がしやすい物件について
3.元付物件の探し方
売主が不動産業者に売却を依頼するとき、
不動産業者としては「専任」で受けることが好まれます。
本来、売主さんからしたら、
「専任」で任せれば売却活動を一生懸命やってくれる
というふうに感じられるかもしれませんが、
実際にはそうではないのです。
この「専任」で扱う業者さんは、
専任媒介契約をしたら、預かった物件情報を
法律上、不動産業者だけが見れる
「物件のポータルサイト」(レインズ)
に公開しなければなりません。
そうすることによって
この物件情報が同業他社に広く知れ渡り、
「早く買主を見つけることができる」
というシステムになっています。
法律上はこのレインズに
公開しなければならないのですが、
公開しないケースがあるのです。
それはなぜかというと、
例えば私が専任業者だったとして、
オーナーさんから売却を依頼されたとします。
私自身で買主を見つければ、手数料が倍になるのです。
この不動産の仲介手数料というのは
売主側とを買主側で、
双方から合計6%もらえるということになります。
片側から3パーセントなので、合計で6%です。
もしも買主に業者さんがいた場合には、
この手数料が3%ずつ分かれてしまうということになります。
なので、例えば私が悪意を持った仲介業者だとしたら、
専任で物件を請け負って、
「レインズに載せた」
と言いながら実際には載せずに、
直で買主さんを探すことができれば、
6%、倍の手数料が儲かるということになります。
ということは、専任ではなく
売主さんが何社にも売却依頼を出せる一般媒介物件の場合、
これは手数料が3%にしかならず、
広く一般に売却を依頼している物件なので、
要は、間に業者さんがいっぱい介在することになります。
その「一般物件」というのは、
例えば「この物件買いたいな」と言って
指値をしても、その間に業者さんが何社もいたら、
この指値が通りにくい、ということがあります。
なので、結論を言うと
「安く物件を買いたいのであれば、
ということなのです。
これは業者さんにとっては元付物件ということになります。
この元付物件が「専任で扱っている物件」ということになります。
なので直に売主さんから依頼されますから、
指値を言ったら、直接売主さんとつながるので
指値が通りやすい、ということになります。
今回はここまでです!
次回も『掘り出し物件の探し方』について詳しく解説していきます♪
不動産実務検定は「いつでも」「どこでも」「誰でも」
学べる講座になっています。
不動産の基礎から詳しく学べます!
ぜひ、ご受講下さいね!
▼ 受付中の不動産実務検定認定講座はこちらから!
https://www.j-rec.or.jp/schedule
一般財団法人 日本不動産コミュニティー
J-REC事務局 菊池
J-REC事務局の菊池です!
今回のテーマは、
『掘り出し物件の探し方』
です。
全3回シリーズでお伝えしていきます。
利回り20%、30%という物件を探し出すことも夢ではありませんので、
是非、最後までお読みいただければと思います。
次の三点でお話をしていきます
1.不動産屋が儲かる仕組みを理解する
2.指値交渉がしやすい物件について
3.元付物件の探し方
1.不動産屋が儲かる仕組みを理解する
売主が不動産業者に売却を依頼するとき、
不動産業者としては「専任」で受けることが好まれます。
本来、売主さんからしたら、
「専任」で任せれば売却活動を一生懸命やってくれる
というふうに感じられるかもしれませんが、
実際にはそうではないのです。
この「専任」で扱う業者さんは、
専任媒介契約をしたら、預かった物件情報を
法律上、不動産業者だけが見れる
「物件のポータルサイト」(レインズ)
に公開しなければなりません。
そうすることによって
この物件情報が同業他社に広く知れ渡り、
「早く買主を見つけることができる」
というシステムになっています。
法律上はこのレインズに
公開しなければならないのですが、
公開しないケースがあるのです。
それはなぜかというと、
例えば私が専任業者だったとして、
オーナーさんから売却を依頼されたとします。
私自身で買主を見つければ、手数料が倍になるのです。
この不動産の仲介手数料というのは
売主側とを買主側で、
双方から合計6%もらえるということになります。
片側から3パーセントなので、合計で6%です。
もしも買主に業者さんがいた場合には、
この手数料が3%ずつ分かれてしまうということになります。
なので、例えば私が悪意を持った仲介業者だとしたら、
専任で物件を請け負って、
「レインズに載せた」
と言いながら実際には載せずに、
直で買主さんを探すことができれば、
6%、倍の手数料が儲かるということになります。
ということは、専任ではなく
売主さんが何社にも売却依頼を出せる一般媒介物件の場合、
これは手数料が3%にしかならず、
広く一般に売却を依頼している物件なので、
要は、間に業者さんがいっぱい介在することになります。
その「一般物件」というのは、
例えば「この物件買いたいな」と言って
指値をしても、その間に業者さんが何社もいたら、
この指値が通りにくい、ということがあります。
なので、結論を言うと
「安く物件を買いたいのであれば、
専任で物件を取り扱っている業者さんを
探さないといけない」
ということなのです。
これは業者さんにとっては元付物件ということになります。
この元付物件が「専任で扱っている物件」ということになります。
なので直に売主さんから依頼されますから、
指値を言ったら、直接売主さんとつながるので
指値が通りやすい、ということになります。
今回はここまでです!
次回も『掘り出し物件の探し方』について詳しく解説していきます♪
不動産実務検定は「いつでも」「どこでも」「誰でも」
学べる講座になっています。
不動産の基礎から詳しく学べます!
ぜひ、ご受講下さいね!
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