不動産実務検定ブログ

みなさん、こんにちは。
J-REC事務局の横山千穂です！



今回のテーマは、

 

『「良い借金」とはなにか？』

こちらをお伝えします！


まずはじめに、

 

良い借金を見極めるポイント

「良い借金」というものはどういうものかというと


借入金利に対して期待利回りが大きい場合、
これは「良い借金」と言えると思います。


例えば不動産投資で、


◎　表面利回り　10％

◎　ローン返済前の実質利回り８％

◎　ローンの返済比率　５％


だとします。


この場合それぞれ差引くと
実質利回りは３％になります。


これを、

 

イールドギャップ

といって、


他の投資商品とパフォーマンスを
比べるための比較指標になります。


不動産投資の場合は購入した資産からの収入で
ローンを返していくことができます。


例えば、


レンタカー会社を運営しているとします。


レンタカーを購入して
それを貸すことで収益が生まれるわけですから、


このレンタカーを購入するときの資金を
借金で賄うっていうのは、

 

「良い借金」だと思います

ただ、こういった収益不動産以外の
事業に対する借金というのは、


売上の季節変動なんかもありますので
安定していない分利回りを高く設定しないと


そのリスクをヘッジすることは
できないと思います。


一方、収益不動産の場合は、


家賃というものは満室である限り
極端に半分になったりはしませんし、


戸数が多ければ一戸空いたところで
その影響というのは、


全体に占める５％から、
大きくても10％ぐらいのものなので


しっかり空室対策を行っていれば
利回りが大きくぶれこむということはありません。


そういう意味で不動産投資っていうのは、
単に「良い借金」というだけでなく


比較的勉強している投資家であれば
誰でも同じようなリターンが出せる


非常に稀有な、そして貴重な
投資手法だと思います。


今回のテーマはいかがだったでしょうか？


今後も皆様のお役に立てる情報を発信していきますので
ぜひご覧くださいね♪


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一般財団法人 日本不動産コミュニティー
J-REC事務局　横山千穂