不動産実務検定ブログ
2022/06/01
『営業トークに騙されないで!』
みなさん、こんにちは。
J-REC事務局の横山千穂です!
今回のテーマは、
「営業トークに騙されないで!」
こちらをお伝えしたいと思います!
営業マンの売り文句は、
だいたいワンパターンなんです。
1つ目 は
『節税になりますよ!』
という営業トークです。
これについては、
ほとんど節税になりません。
不動産投資というのは減価償却資産になり、
この減価償却費を計上することで
所得が圧縮できて、
結果的に
所得税を圧縮できる
ということなんです。
例えば、
新築ワンルームマンションというのは
鉄筋コンクリート造ですよね。
そして、
鉄筋コンクリート造の法定耐用年数は47年ですから、
2,000万円の物件を購入し土地代が500万円だとして、
建物にかかるお金が1,500万円だとします。
これを47年で均等償却していくと・・・
年間で32万円ほどしか所得控除にならないんです。
なので
節税にはならない
ということになります。
2つ目 は
『新築プレミアムがありますので
資産価値が高いですよ!』
という営業トークです。
これについては買った瞬間に、
債務超過になってしまいますので
資産価値はほとんどない
と思います。
3つ目 は
『サブリースなので空室の心配がないですよ!』
という営業トークです。
これは、サブリース家賃保証のことですね。
ただ、サブリースについては10年以内に
打ち切られる可能性が極めて高いと思います。
30年一括で家賃保証といっても2年ごとに
家賃の額は変更できるような内容になっていますので、
当然周りに空室が増えてきて
サブリース会社の赤字が続くような状態ですと
立ち行かなくなりますので、
家賃を下げるとか、
あるいはサブリースを打ち切るというような
変更契約が10年以内に、
やってくるのではないかと思います。
サブリースがついているということだけで
35年間の家賃が保証されるということでは全くない
ということなので、
こちらについては
信用しないように気を付けて下さい。
4つ目 は
『年金になって、老後の不安が解消しますよ!』
という営業トークです。
こちらですが・・・
年金には全くなりません
逆に受け取る額は、
すごく少なくなってしまうと思います。
今回のテーマいかがだったでしょうか。
営業マンも必死ですが、
その必死に負けないぐらいの知識で対応し
損のしない不動産投資をしていきましょう。
そして、不動産の知識はぜひ!
不動産実務検定
で、学んで下さいね♪
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一般財団法人 日本不動産コミュニティー
J-REC事務局 横山千穂