不動産実務検定ブログ

2022/07/14

『すぐにはお金持ちになれない!』

こんにちは、
J-REC本部 市川・浦安SGの高橋です。

浦田が代表を努めるFPコミュニケーションズグループの
不動産管理部門を担当しております。

これまで職業柄、多くのオーナーさんと接したり、
オーナー誕生の瞬間を目にする機会がありました。

属性もよく、しっかり勉強されていた方は、
早い段階から不動産投資家へとデビューしていきました。

属性はイマイチながらも、しっかり貯蓄に励みながら、

ゆっくりとしたペースで、身の丈にあった物件を
購入するところから始めたオーナーさんもいました。

不動産投資をするにあたり、
お客様からこれまで1番多く質問されたのは、

「自己資金はないのですが、
 どうすればオーナーになれますか?」

という質問です。

私が売買仲介会社の営業マンであれば、

「オーバーローン、フルローンといった手法があるので、
 自己資金もいらず、不動産投資ができますよ」

と会社の顔色を見ながら、話すことでしょう。

しかし、これが破滅への落とし穴であることは、
これから不動産投資家を目指す方であれば、
絶対に知ってほしいのです。

不動産投資におけるフルローン、
しかも、5千万、1億といった
規模のあるRCのような物件購入は、

自己資金を使わず物件を購入することができる一方で、
たったひとつのトラブルで、破綻の道に
まっしぐらとなるリスクも持ち合わせているのです。

なぜなら、

・滞納が起きても返済は待ってくれない。。。

・建物の設備が壊れる。。。

・退去後の室内がボロボロだった。。。

・空室を埋めるための広告料を上乗せできない。。。

と必ず、現金の必要な場面に遭遇するからです。

そんな、投資手法の真逆なのが、現金による築古戸建投資です。

首都圏であっても、500万円程度の戸建が見つかることもあり、
物件規模が小さいため、想定の範囲の中でしかリスクは起こりません。

また、若くして投資家を目指すのであれば、
こんな投資手法を取ることもできます。

35年の住宅ローンを組み、
それを、友人と一緒にシェアします。

その後、他の部屋にも友人を住まわせる、
そして、自販機を置く、敷地内駐車場を貸すことができれば、
どんどん収入は増えていきます。

その収入は住宅ローンの返済にあて、
担保物件を作った後に、次の物件購入の担保に入れるもよし、

貯金し、物件購入の自己資金にするもよし、
不動産投資の可能性を広げることになります。

不動産投資にはステージがあります。

いきなりRCから始めることも可能ですが、
大きなリスクも伴います。

始めての投資に戸建賃貸を選択し、
そこで、不動産投資が自分に合っているか合わないか、

賃貸経営を経験した上で、
一棟ものを買い進めるといったこともできます。

大きなリスクを取らずとも、
不動産投資は不動産投資です。

アパマンだけではなく、
中古戸建という選択肢も考えて物件選びをしてみてください。

不動産投資は知ってるか、知らないかで、
大きく結果が変わります。

不動産実務検定では、
不動産投資についてありとあらゆることを学ぶことができます。

不動産投資を成功させたい方や、
少しでも不動産に興味のある方はぜひ受講してみてください!


J-REC事務局 高橋 淳
https://www.j-rec.or.jp/koushi/show/91



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