不動産実務検定ブログ

2022/07/25

『ワケあり!?物件の貸し方』<前編>

みなさん、こんにちは!
J-REC事務局の中村です。

本日のテーマは、
「ワケあり物件の貸し方」について
解説していきます!

<前編><後編>に
わかれていますので、
ぜひ最後までお付き合いくださいませ。

夏になりましたのでちょっぴりホラー系で
いこうかななんて思っています・・・

ただ少しショッキングな内容にも
なっております。

苦手な方はリターンでお願いいたします!

ではいきます~('ω')ノ

最近ですと、座間市で凄惨な殺人事件が
アパートで起きていましたね。

こちら事件は、
何人のも遺体がでてきた恐ろしい事件です。

犯行現場は、犯人が住んでいるアパートでした。

アパート経営は、

毎月安定した家賃がいただけるという反面、
入居者を預かっていることにもなりますので、

様々なリスクがあります。

滞納、ゴミ屋敷化、それから騒音問題などなど
それに先程上記にもあります殺人事件や自殺に

巻き込まれる可能性も非常に高いです。

ですが、「入居者の死」というのは
きってもきりはなせないというのも事実です。

事件や事故が起きてしまった物件というのは、
心理的瑕疵がついてしまいますので、

重要事項として説明せずにそのまま一般の入居者に
貸すことが基本的にできなくなります。

こういったリスクをどのように回避すればいいのか?


1番大きなリスク回避の方法は、

「保険を掛ける」

ということです。


今は、入居者に対する保険というものが色々出ており、

殺人であろうが孤独死であろうが、自殺であろうが
保険がおりることになってります。

ある保険会社の補償内容をみてみますと、
1事故につき300万円まで修繕費が出ることになっています。

例としましては、

入居者が死亡し、
何日も経過してしまい死体が腐乱をしていた場合、

体液それから異臭でものすごい匂いがつきます。

実際に、殺人事件が発覚するのは、匂いが原因で
ご近所が警察に通報し発覚・・・なんてこともあります。

この独特な匂いが、部屋中についてしまうと
壁紙を張り替えるだけでは消えず、

中の板とか床下にの骨組みを全てですよ!!全て!!
変えなければいけません。

ですので、修繕するだけでも300万円ぐらいは
かかるんです。。。

ですので、保険に入る理由はすごく大きいと
思いますが、

修繕画の期間中に家賃が入らなくなりますので
6か月分までの家賃を保証してくれるといような保険です。

では、どのくらいの保険料を支払うのか?
1棟10戸のアパートで3万~4万円となっています。

それほど高くはないと言われています。
やはり現代の日本は、高齢化社会に突入していますので

こういった保険に入っておいた方が将来的にはすごく
大きいと思います。

こういった事件が起きてしまうと、
他の入居者が出て行ってしまうといったリスクもあります。


今回はここまで!
次回は、他にはどう対処していくべきか?

解説していきます!



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