不動産実務検定ブログ
2022/08/29
『減価償却を極めよう!』<第2回>
みなさん、こんにちは。
J-REC事務局の横山千穂です!
前回より全8回シリーズで
お送りしております
「減価償却を極めよう!」
▼ 「減価償却を極めよう!」<第1回>
https://www.j-rec.or.jp/blog/768
第2回目の今回はまずはじめに、
不動産投資がなぜ税金対策に良いのか
についてお伝えします。
それは、
投資するアパートやマンションの建物が
減価償却資産となって
経費化できるから
なんです。
なので、
「税務」
特に減価償却について学んでおかないと
◎ キャッシュフローの悪化
◎ デッドクロスを
コントロールできない
効率よくお金が残らないので
◎ 再投資のための原資がなくなって
資産価値を維持することが難しくなる
ということになってしまうからです。
それではここからはいよいよ、
減価償却費についての基本
を、学んでいきます!
一般的な税務会計は
◎ 売上
◎ 経費
◎ 利益
がそれぞれあって
そして利益に税金が率でかけられて
国は税金を徴収します。
例えば、
◎ 売上 3,000万円
◎ 経費 2,000万円
そうすると
◎ 利益 1,000万円
になりますが、
「だったら、
1,000万円でベンツを買って、
利益を0円にすれば、
税金払わなくて車も残っていい!」
みたいな事を考える人がいたとします。
そうすると国としては税金を
徴収できず都合がよくないので、
「車とか建物とかの資産については
あらかじめ決められた耐用年数に応じて、
毎年均等に償却をしていきなさい。」
つまり、
経費化していきなさいというルール
になっているんです。
これを
減価償却費とい言います
繰り返しますと、
建物などの固定資産については
「あらかじめ法律で定められた
法定耐用年数をかけて、
毎年均等に経費化していきなさい。」
ということになっています。
例えば下記の建物の場合は、
【耐用年数】
◎ 木造 22年
◎ 鉄骨造(S造) 34年
◎ 鉄筋コンクリート造(RC造) 47年
をかけて均等に償却していく
ことになります。
これは実際の賞味期限です。
木造だったら22年経ったら
朽ちて果ててしまうみたいな、
実際の償却年数ではなくて
国が税金を取るために
国の都合で定められた耐用年数
ということになりますので、
そこを混同しないように
気を付けて下さい。
あくまで、
国が税金を徴収するために作られた
税法上のルールということです。
今回はここまでです。
次回もぜひお付き合い下さいね♪
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J-REC事務局 横山千穂