不動産実務検定ブログ

2023/01/19

『え!!コロナ前とコロナ時代の首都圏の賃料の変化』<後編>



こんにちは、神奈川チームの一番の
古参グループの芳賀ホームの芳賀です。

前回の続きになります。
前編も確認お願いします!

<前編>



後編です。


何だ!この現象は?

ということで管理会社さんなどに
リサーチを開始して、

情報収集、分析いたしました結果。

私にとっては驚きの状況です!
 
「賃貸の㎡単価が変わらなくなっている
 ということです!」
 
どういうことなのかと言いますと、

例えば15㎡のワンKが
月6万円だとします。


その隣地に30㎡のワンエルが
あるとすると、

以前はワンルームにちょっと足して
月8から9万だったのが、

現在は月家賃11万円から12万円近くに
なっているということです。
 
コロナ前はとにかく立地さえよければ
全体利回り(歩留まり)上げるために、

部屋を小さく区切って
部屋数を稼いだものです。

実際にそういう物件の方が、
物件取得者には利回りが高く

フローが回り、借主さんにも家賃が
安く抑えられるため人気がありました。
 
しかし、設計の難しさと部屋が多く
設備が多くなるため

建物全体の建築費が
嵩んでしまうデメリットがありました。

でも、それでもフロー、
つまり数字ばかりを追ってしまい、

大きな波を見ない不動産投資家は
(すみません、私もです)

効率ばかりを追い求め、
利回り星人になって、

そういう物件ばかり購入したり
建築したりしたんですね。
 
コロナ時代になった今でも、
そういう一部屋15㎡以下の
(何度も言いますが、普通だったんです)

新築プランを建売販売している
業者がたくさんいます。

とうとう、つけを払う時が
やってきました。
 
現在の状況のように
家賃㎡単価が変わらず、

広ければ家賃が倍に近く取れるとなれば、

全体の部屋数が少なく済み、
設備、建具の数が少なく済み、

当然に建築費が少なく済む
建築プランの方が断然メリットがありますし、

なにしろ空き部屋が出ない。
空いてもすぐに申し込みが入ります。
 
これから首都圏で物件取得予定の方、
また新築をご検討の方、
よくよく検討してくださいね。
 
ちなみに郊外型、
地方ではどうなんでしょうね。

その辺もリサーチしていきたいと思います。
 
忘れたころに、
また記事書きます(笑)
 
株式会社 芳賀ホーム 
代表取締役 芳賀成人  拝




🌟神奈川支部 芳賀 成人 講師
https://www.j-rec.or.jp/koushi/show/119


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