不動産実務検定ブログ
2023/06/14
『日本の家は30年で無価値になる!??』<第5回>
みなさん、こんにちは!
J-REC事務局の中村です。
今回のテーマは。。。前回に続き
あなたの家は大丈夫??
30年で無価値になるかもしれません。
そのメカニズムを解説します。
です!!今回は<第5回>です。
<第1回>
<第2回>
<第3回>
<第4回>
のチェックもお願いします!
ではいきます(`・ω・´)ノ
さらにアメリカの住宅に
投資をしたりすると、
それが築何年であれ
買った時から27年間かけて
減価償却をすることができるんです。
このような税務的な
仕組みからもアメリカでは
いかに中古住宅の価値が維持
されているかお分かりいただける
のではないでしょうか。
一方で、イギリスも基本的な
住宅の価値観として
古いものはいいものだという
考え方がありますので
古い街並みや景観を維持するために
勝手に建物を壊したり
新築をしてはいけないという
法律になっているんです。
なので
新築物件の供給は、
極めて少ないんです!
このように欧米諸国の住宅は
需要と供給が拮抗し
古い住宅も基本的には
どんどん値上げしていくんです。
基本的にインフレ経済下では
自国通貨の価値下落を嫌って
資産保全のために不動産に
お金が流れるのが普通です。
つまり住宅供給が
コントロールされていて
不動産を買う人が多くなれば
当然、不動産価値が上がるわけです。
一方で日本の場合は、
バブル以降30年以上もデフレ
だったので土地も建物も安く
さらに
住宅ローンの金利も低かったので
新築を買うのが当たり前と
なっていきました。
そしてそれが住宅供給を
増大させて大量の中古住宅が
余ってしまった結果
住宅価格が上がりにくく
なってしまったんです・・・。
本日はここまで!
次回はさらに詳しく解説していきます。
お楽しみに!
以上J-REC事務局の中村でした(бвб)
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