不動産実務検定ブログ

2021/08/24

『賃貸の空室入居者募集における写真の役割と重要性』

東京第五支部に所属しております、清水信宏です。


私は普段、空室物件や新築物件に、
家具等のインテリアを搬入して(最近はステージングと呼ばれていますが)、
写真や動画を撮影するという業務を行っておりますが、


今回は、賃貸の空室入居者募集における、
写真の役割と重要性について、お伝えしたいと思います。



賃貸物件を探す時、一昔前であれば、まずは不動産会社に出向き、
そこで紹介された物件を何軒か見て回る、という動作が必要だったわけですが、


現在は多くの人が、まずは物件検索サイトにアクセスし、
希望条件を入力して検索します。


そして最初に目に入るのは、その条件に合致している物件の、
ずらーっと並んで表示される外観写真です。


その中で、ここは良さそうかな?と気になった物件で目を止めて、
クリックして物件情報に入り、間取りを見て、室内写真を見ていく・・・
という流れを何度か繰り返し、


気に入った物件を扱う不動産会社に問い合わせなり、
内見の予約をする、というお部屋探しが主流となっています。


つまり、現在はスマホの画面上で、
物件情報の収集、比較検討が行われており、


そこでの印象が良くない物件や、印象に残らない物件は、
内見すらしてもらえないということになり、
 


スマホ上で、この物件を見てみたい!この物件良さそう!
と思ってもらえるかどうかが、空室を早く埋めるためには
より重要になってきていると言えます。



そしてある程度同じ条件下の検索結果で表示されている物件で、
何が「好印象」を与えているのかと言えば、
そこに掲載されている写真であると、言えるのではないでしょうか。


 


ここに2枚の写真がありますが、同じ物件を撮った写真でも、
印象が全く異なることがおわかりいただけると思います。


不動産会社を営まれている方であれば、
同じ物件を扱っている他社よりも、
自社に問い合わせがあったほうがよいでしょうし、


不動産投資家や大家さんの立場で言えば、
物件検索サイトに掲載されている写真の段階で、


自分の物件を気に入ってもらえたり、
競合物件よりもいい印象を与えることができれば、


1日も早い成約に結び付く可能性が高まるわけです。


せっかく費用をかけて、物件検索サイトに広告を載せるわけですから、
物件の第一印象を担い、内見してもらえるかどうかの大きなカギを握り、


物件アピール部隊としてネット上でしっかりと活躍してくれる
写真という存在を、改めて見直していただき、



ご自身の物件や、取り扱われている物件の写真が良くない状態であれば、
好印象を与えられる写真を撮り、差し替えてみてはいかがでしょうか。


そして具体的にどうやって写真を撮れば良いのか、というお話は、また次回に。


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東京第5支部
株式会社Noblue 代表取締役 清水信宏
URL /https://www.noblue.jp
YouTube/https://www.youtube.com/user/noblue1975/videos
講師ページ/https://www.j-rec.or.jp/koushi/show/76
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