不動産実務検定ブログ
2023/09/21
『家族の絆を深める賃貸経営』<第14回>
こんにちは。
岐阜支部の高橋利典と申します。
家族の絆を深める賃貸経営の続き。
今日も、家族との絆について
考えていきたいと思います。
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~前回までのブログ紹介~
→ <第1回> <第2回> <第3回>
◎ 生命保険と賃貸経営について
→ <第4回> <第5回>
◎ 意思決定に寄りそう人を目指したい
→ <第6回> <第7回>
◎ 不動産投資について思うこと
-父からもらった「方便」について
→ <第8回> <第9回>
◎ 贈与契約書と確定日付印
-名義預金の相続税課税にご注意
→ <第10回>
◎ 祖父とつながる
空室物件でのNPO活動
→ <第11回> <第12回>
◎所有不動産の出口を考えた投資とは?
家族に喜ばれる賃貸経営
→ <第13回>
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本日は、<第14回>です。
今回は
「内村鑑三氏【デンマルク国の話】
ダルガス父子の植林事業に学ぶ」
についてです。
1864年、デンマークは、
ドイツ、オーストリアと戦って破れ、
南部最良の二州、
シュレスウィッヒとホルスタインを
割譲せざるをえなくなりました。
その時、
敗戦国デンマークの人達は、
どのようにして国の復興を図るか
ということを真剣に
考えていました。
工兵士官のエンリコ・ダルガス
という人が、
デンマークの大部分を占める
不毛の土地ユトランド半島を
肥沃な土地に成長させよう
と立ち上がりました。
エンリコ・ダルガスは課題であった
灌漑には容易に成功し、
次に植林事業に着手しました。
エンリコ・ダルガスが、
ノルウェー産の樅の木の側に
アルプス産の小樅を並べて植林すると
両種はあい並び、
ある程度のところまで
成長していきました。
しかしながら、
一定程度まで成長した後、
そこで止まって大木にならないことに
気がつきました。
これに対し、
その子のフレデリック・ダルガスが
ある事実を発見しました。
ノルウェー産の大樅と
アルプス産の小樅が
ある程度まで育てば、
小樅を切り払ってしまうようにする。
そうすると
大樅は一人土地を占領して
大木にまで成長することと
なりました。
この大木のおかげで、
ユトランド半島の気候が
温和な気候へと変わり
デンマークの国の小麦や砂糖大根、
穀類、野菜の収穫に効用を
もたらしました。
また、海岸より吹き送られる
砂塵の荒廃が止められ、
さらに
洪水をのがれることができました。
さらに、
デンマークの人達の国民性は、
このダルガス父子の姿勢に
強く影響を受け、
その土地や気候にあった土俵や水、
樹種を徹底的に研究する姿勢の大切さを
身につけることとなりました。
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次回もお楽しみに!✨
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