不動産実務検定ブログ

2023/11/01

『タワマン節税終了でマンション価格暴落か!?』<第1回>

みなさん、こんにちは。
J-REC事務局の横山千穂です!


ついに、


富裕層向けの相続税節税スキームに
メスが入ることになりました。


そのスキームとはズバリ!!!


◎ タワマン節税


です。


具体的な改正は
今年中に法律を改正して


2024年1月1日から適用される
ことになりそうですが、


このタワマン節税が
封じ込まれることによって


一部ではマンション価格が
暴落するとも言われています。



そこで今回は、


◎ なぜ、タワマン節税が
  封じ込まれるのか?


◎ タワマン節税の封じ込めで
  何が変わるのか?



そして、気になる・・・


◎ マンション価格はどうなるのか?


について、


解説していきたいと思います!


今回のブログを読んでいただければ


タワマンを利用した節税や、
今後マンション購入に興味がある方にとって


必見の内容になると思いますので、


ぜひ、最後までご覧ください♪


それではまず最初に、


なぜ、タワマンが節税になっていたのか
そのカラクリについて解説します。



最近都心のタワマンは、


『最低1億円は出さないと買えない』


と言われるほどの
ブームになっています。


ある意味相続対策として
使えるということが


価格の高騰に寄与している部分は
多分にあると思います。


では、なぜタワマンを購入することが
相続対策になるのでしょうか?


それは、


同じ1億円の価値があったとしても


◎ 遺産評価をする時には現金よりも
  不動産の方が安く評価されるから



なんです。


なので資産家の多くが、


現金よりも不動産を多く所有しよう
とするのは自然の流れなんです。



具体的には現金を100とすると
建物の遺産評価額は60ぐらいになります。


これは建物を100とすると
その遺産評価は


固定資産税評価額相当の60%で評価される
ルールになっているからです。



例えば1億円の建物を
現金1億円で新築したとすると


遺産評価は6,000万円くらいに
なりますので


差し引き4,000万円の資産が圧縮できた
ということになるわけです。


遺産が現金1億円と6,000万円の建物では
支払う相続税は当然建物の方が安くなるので


金融資産を持っている資産家は
住宅やアパートなどの不動産を買って


節税しようとするわけです。


今回はここまでです。


次回もぜひご覧くださいね♪


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一般財団法人 日本不動産コミュニティー
J-REC事務局 横山千穂