不動産実務検定ブログ
2024/08/16
『築古戸建投資に使えるローンとは』<第1回>
みなさん、こんにちは。
J-REC事務局の横山千穂です。
最近、不動産価格が上がっています。
先月発表された1月1日現在の路線化も
全国平均で2.3%も上がっていましたし、
国交省の調べによると
マンション価格は2011年比で
ついに2倍になってしまいました。
いくら今インフレとはいえ
不動産価格が2倍になっても
日本の家賃は2倍には上がりませんので、
不動産の投資利回りは下がる一方です。
しかも、
今はローンも難しくて3割程度の
自己資金が必要な時代ですから、
プロの不動産投資家でも新たな物件を
購入するのはかなり難しい状況です。
ましてやこれから不動産投資を
する人にとっては、
かなり参入障壁が
上がってしまった印象です。
そんな中注目されているのが
『築古戸建投資』です。
築古戸建投資なら土地値以下で
購入できるものも沢山ありますし
数十万円~数百万円で購入できるので
利回りも20%や30%は当たり前で
初心者にとっては低リスクで
不動産投資をはじめるのに最適なんです。
ところが一つだけ何点があり、
それは何かというと
◎ 融資を受けづらい
ということなんです。
築古戸建は「築40年」のような
すごく古い物件に投資することになるので
銀行の担保評価がでなくて
融資が受けづらいんです。
なので今まで築古物件を購入する投資家は
現金で投資をしていたのですが、
実は最近、
◎ ホームシェアリングローン
というのが出てきて、
築古戸建に融資が
使えるようになったんです。
そこで今回はこの
◎ ホームシェアリングローン
について、
詳しく解説していきたいと思います!
今回のブログを読んでいただければ
◎ なんで今築古戸建に融資が
出るようになったのか
理解することができます。
◎ 今後築古戸建投資のブームが来る理由
もわかりますので、
ぜひ、最後までお付き合い下さい。
それではまずなぜここに来て
◎ ホームシェアリングローンが
登場したのか
その背景について解説したいと思いますが、
先に結論をお伝えすると
『空き家が今沢山増えてきているから』
なんです。
来年になると持ち家主義と言われていた
団塊の世代が全員75歳以上の
後期高齢者になります。
そうなると団塊の世代の実家を
相続する子供が多くなるわけですが、
その子供達は遠いところに
住んでいたりするので
必然的に実家の空き家が
爆増するわけです。
あるシンクタンクによると、
すでに空き家は900万戸を超えていて
20年後にはなんと2倍の1,800万戸以上に
なると推計されているんですが、
このまま、
未利用・未管理の空き家が増えていくと
当然防犯上の問題が出てきます。
なので国は、
『空き家対策特別措置法』
という法律を作って
オーナーがこのような空き家を
放置した場合、
◎ 固定資産税を引き上げる
◎ 行政代執行で自治体が取り壊しできる
ような、罰則を設けました。
ところが実際問題として
罰則を受けるだけじゃ増え続ける
空き家問題は全く解決しなく、
罰則を強化するのではなく
逆にこの空き家を利用しやすくして
空き家問題を解決する方向に
国は動きはじめたわけです。
今回はここまでです。
次回もぜひご覧くださいね。
---------------------------------------------------
■■ 不動産実務検定Tシャツ 販売中 ■■
ウラケンがYouTubeの時などに着用している
『不動産実務検定Tシャツ』販売中です!
※他のデザインもあります♪
▼ お申込&詳細はこちらから
https://www.j-rec.or.jp/topnewstopics/113
---------------------------------------------------
不動産実務検定は
「いつでも」「どこでも」「誰でも」
学べる講座になっています。
不動産の基礎から詳しく学べます!
ぜひ、ご受講下さいね!
▼ 受付中の講座はこちらから!
https://www.j-rec.or.jp/schedule
お申込心からお待ちしております♪
一般財団法人 日本不動産コミュニティー
J-REC事務局 横山千穂
◆◆ よこやま今日のひとこと日記 ◆◆
夏季休暇を利用して高校の時の同級生の
お家に遊びに行ってきました♪
友達の家族とも久しぶりに会えて
とっても楽しかったです!
やっぱり友達っていいですね。
なんでも話せて、ふざけられて、
相談できて、大笑いできて・・・
『友達サイコー』って感じでした♪