不動産実務検定ブログ
2024/12/03
『家族の絆を深める賃貸経営』<第38回>
こんにちは。
岐阜支部の高橋利典と申します。
家族の絆を深める賃貸経営の続き。
賃貸経営の可能性を拡げる
時価の考え方について。
今日も、家族との絆について
考えていきたいと思います。
まずは、私のプロフィールをご覧ください。
https://j-rec.or.jp/koushi/show/236
~前回までのブログ紹介~
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本日は<第38回>です。
『ノアの箱舟と 不動産投資に向けての教訓』 です!
人間というのは
今持っているものを手放すことについては
避けたいという願望があることが言えると思います。
かくいう私も、たくさんのものを手放せずにいます。
はじめて不動産投資をはじめたときに、師から
不動産投資で一番大切なのは出口を考えた投資を行うことでした。
入口で既に出口を意識した投資を行わなければ、
出口で苦労することは目に見えています。
そういう風にわかっていても、
長く不動産投資を続けていれば、
不覚にも出口をとりにくい不動産を
購入してしまうことがあることもあります。
出口をとりにくい、売却しにくい物件とは、
多くは現存建物を取り壊した後に、
次に建物の建築が制限される、
あるいは宅地としての用途が大部分
制限されてしまう土地ということができるでしょう。
さて、話は変わりますが、旧約聖書には
「ノアの箱舟」という物語があります。
旧約聖書『創世記』、『ギルガメシュ叙事詩』などに残された
ノアの箱舟の要約はおよそ次のようなものです。
主は地上に増えた人々の堕落を見たて、
これを洪水で滅ぼすとノアに告げた。
主はノアに対して、家を壊してそれを材料にして、
箱舟の建設を命じた。
主はノアに 持ち物、品物をあきらめて
命のみを守るように命じた。
ノアは箱舟を完成させると家族と身寄りのもの、
動物たちのつがいをその舟に乗せた。
洪水は40日40夜続き、
地上に生きていたものを滅ぼしつくした。
いつも私は不動産投資の出口の話を聞くと、
このノアの箱舟の話を思い出してしまいます。
ノアが主との約束を守らずに、
家を取り壊し舟をつくっていなかったら
どうなっていたでしょうか。
ノアは家族も自身の命も何もかもを
失ってしまっていたでしょう。
人間は、いつまでもその不動産を
持っているということに固執できない場合もあります。
人間にとって何が一番大切で、
何が二の次かをしっかり考えるということを、
このノアの教訓は教えてくれているのではないでしょうか。
聖書的には、主との約束や信仰ということの
大切さを教えてくれているのかもしれません。
あなたにとって最も大切なものは何ですか?
そしてその最も大切なものを守るために、
いつかは大切なものも捨てなければならないことが
あるということも教訓として
教えてくれているのではないかな?と思います。
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本日はここまで。
次回もお楽しみに!✨
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