不動産実務検定ブログ
2025/04/23
『敷金・礼金とは?なぜ支払うの?』<第2回>
みなさん、こんにちは!
J-REC事務局の川口です。
本日のテーマは前回の続き、
敷金・礼金とは?なぜ支払うの?
です!
前回のブログはこちら
→<第1回>
そしてもう一つの説はご厄介説です。
高度成長期の1960年代は地方から集団就職などで
東京に下宿する学生の親御さんが大家さんにあてて
ご厄介かけますがどうぞよろしくお願いします
という意味合いを込めて贈ったものが
礼金となったという説があります。
いずれにしてもこのような歴史的背景から
礼金とは大家さんに「ひいき」してもらうように
あるいは「ひいき」に対する感謝の心づけとなって
この礼金スタイルが東京から
地方に広がっていったと考えられます。
ただ例外的にこの礼金の習慣が根付かなかった
大阪や北海道などの
地域もありますので
全国一律に礼金が必要となっているわけではありません。
ちなみに今の礼金は契約に際して
当然に徴収するスタイルとなっていて
感謝の意味合いを込めて渡すものとは
程遠いものになっていますよね。
以前までは礼金は2か月分とる地域が多かったのですが、
2000年代になって全国的な供給過剰になって
現在の礼金は0~1か月程度が一般的になっています。
さて次にそもそも礼金は払う必要があるのか
についてお話します。
実は礼金には裁判の判例もあって
礼金の法的性質が賃料の前払いで
その有効性を認めるという判決があるので
これを法的に無効だと主張することはできないと思います。
例えば、礼金1か月の物件があったとして
契約したいけどお礼金は払いたくないといったら
「ではお宅には貸しません」
と断られて終わりになるでしょう。
しかし強気な交渉ではなく
「予算がないので少し勉強してくれませんか」
と言われれば礼金を半額または
タダにしてくれるケースもあるかもしれません。
大家さんもこのお客さんを逃したら
また数か月分の家賃を損するというように
天秤をかけますから
もし部屋が気に入っているなら
ダメもとで交渉してみるといいかもしれません。
結構交渉次第で礼金が安くなるケースは多いと思います。
次に敷金についてです。
そもそも敷金とはなんなのでしょうか。
敷金のルーツは江戸時代にさかのぼって
結婚する際の妻側の家族が花嫁に持たせた
持参金が敷金の期限だと言われています。
当時は『しきがね』と言っていたそうで
もし離婚してしまった場合には
夫が預かっていた持参金を返す決まりがありました。
同じように入居するときに家主に預け入れて
退去の時に返してもらうのが敷金となっていったようです。
敷金のことを外国では保証金いわゆるデポジットといって
必ず保証金を1~2か月分契約の時に預け入れるのが
一般的になっています。
---------------------------------------------------
本日はここまでです!
次回もお楽しみに(^-^)
---------------------------------------------------
◆◆ マスター認定短期集中講座講座 ◆◆
ウラケンこと代表理事の浦田健も登壇する
短期集中講座のお申込を受付しております。
浦田以外の講師陣も
すばらしい講師ばかりです。
2級から一気に学ぶことができる
短期集中講座は1年に1回のみ開催の
貴重な講座になっております。
新しい出会いの場にもなるこちらの講座
ぜひ、ご受講いただければと思います!
お申込心からお待ちしております♪
【2025年度 マスター認定短期集中講座】
▼ 詳細&お申込みはこちらから
https://www.j-rec.or.jp/kouza/master.html
---------------------------------------------------
◆◆◆ 全国事例研究会 in 京都 ◆◆◆
毎年夏に行われます全国事例研究会ですが、
2025年の開催は「京都」です!
● 開催日 2025年7月5日(土)
● 会場 みやこめっせ
https://www.miyakomesse.jp/
▼ 詳細&お申込はこちらから
https://www.j-rec.or.jp/kentei/2025zenkokujirei.html
インバウンドの観光客急増でも
ニュースになっている観光地ですので
今からご予定に入れていただき
京都では近い日程で大きなイベントが
あるとのことですので、
宿泊先なども事前に確保して下さいね♪
---------------------------------------------------
■■ 不動産実務検定Tシャツ 販売中 ■■
ウラケンがYouTubeの時などに着用している
『不動産実務検定Tシャツ』販売中です!
※他のデザインもあります♪
▼ お申込&詳細はこちらから
https://www.j-rec.or.jp/topnewstopics/113
---------------------------------------------------
不動産実務検定は
「いつでも」「どこでも」「誰でも」
学べる講座になっています。
不動産の基礎から詳しく学べます!
ぜひ、ご受講下さいね!
▼ 受付中の講座はこちらから!
https://www.j-rec.or.jp/schedule
---------------------------------------------------
▼ 無料体験講座情報
https://www.j-rec.or.jp/othersemi/taiken_koza.html
▼ X(旧ツイッター)も更新しております♪
https://twitter.com/JREC17398134
▼ Instagram ショート動画配信中♪
@jrec.fudousan
---------------------------------------------------
お申込心からお待ちしております♪
J-REC事務局の川口です。
本日のテーマは前回の続き、
敷金・礼金とは?なぜ支払うの?
です!
前回のブログはこちら
→<第1回>
そしてもう一つの説はご厄介説です。
高度成長期の1960年代は地方から集団就職などで
東京に下宿する学生の親御さんが大家さんにあてて
ご厄介かけますがどうぞよろしくお願いします
という意味合いを込めて贈ったものが
礼金となったという説があります。
いずれにしてもこのような歴史的背景から
礼金とは大家さんに「ひいき」してもらうように
あるいは「ひいき」に対する感謝の心づけとなって
この礼金スタイルが東京から
地方に広がっていったと考えられます。
ただ例外的にこの礼金の習慣が根付かなかった
大阪や北海道などの
地域もありますので
全国一律に礼金が必要となっているわけではありません。
ちなみに今の礼金は契約に際して
当然に徴収するスタイルとなっていて
感謝の意味合いを込めて渡すものとは
程遠いものになっていますよね。
以前までは礼金は2か月分とる地域が多かったのですが、
2000年代になって全国的な供給過剰になって
現在の礼金は0~1か月程度が一般的になっています。
さて次にそもそも礼金は払う必要があるのか
についてお話します。
実は礼金には裁判の判例もあって
礼金の法的性質が賃料の前払いで
その有効性を認めるという判決があるので
これを法的に無効だと主張することはできないと思います。
例えば、礼金1か月の物件があったとして
契約したいけどお礼金は払いたくないといったら
「ではお宅には貸しません」
と断られて終わりになるでしょう。
しかし強気な交渉ではなく
「予算がないので少し勉強してくれませんか」
と言われれば礼金を半額または
タダにしてくれるケースもあるかもしれません。
大家さんもこのお客さんを逃したら
また数か月分の家賃を損するというように
天秤をかけますから
もし部屋が気に入っているなら
ダメもとで交渉してみるといいかもしれません。
結構交渉次第で礼金が安くなるケースは多いと思います。
次に敷金についてです。
そもそも敷金とはなんなのでしょうか。
敷金のルーツは江戸時代にさかのぼって
結婚する際の妻側の家族が花嫁に持たせた
持参金が敷金の期限だと言われています。
当時は『しきがね』と言っていたそうで
もし離婚してしまった場合には
夫が預かっていた持参金を返す決まりがありました。
同じように入居するときに家主に預け入れて
退去の時に返してもらうのが敷金となっていったようです。
敷金のことを外国では保証金いわゆるデポジットといって
必ず保証金を1~2か月分契約の時に預け入れるのが
一般的になっています。
---------------------------------------------------
本日はここまでです!
次回もお楽しみに(^-^)
---------------------------------------------------
◆◆ マスター認定短期集中講座講座 ◆◆
ウラケンこと代表理事の浦田健も登壇する
短期集中講座のお申込を受付しております。
浦田以外の講師陣も
すばらしい講師ばかりです。
2級から一気に学ぶことができる
短期集中講座は1年に1回のみ開催の
貴重な講座になっております。
新しい出会いの場にもなるこちらの講座
ぜひ、ご受講いただければと思います!
お申込心からお待ちしております♪
【2025年度 マスター認定短期集中講座】
▼ 詳細&お申込みはこちらから
https://www.j-rec.or.jp/kouza/master.html
---------------------------------------------------
◆◆◆ 全国事例研究会 in 京都 ◆◆◆
毎年夏に行われます全国事例研究会ですが、
2025年の開催は「京都」です!
● 開催日 2025年7月5日(土)
● 会場 みやこめっせ
https://www.miyakomesse.jp/
▼ 詳細&お申込はこちらから
https://www.j-rec.or.jp/kentei/2025zenkokujirei.html
インバウンドの観光客急増でも
ニュースになっている観光地ですので
今からご予定に入れていただき
京都では近い日程で大きなイベントが
あるとのことですので、
宿泊先なども事前に確保して下さいね♪
---------------------------------------------------
■■ 不動産実務検定Tシャツ 販売中 ■■
ウラケンがYouTubeの時などに着用している
『不動産実務検定Tシャツ』販売中です!
※他のデザインもあります♪
▼ お申込&詳細はこちらから
https://www.j-rec.or.jp/topnewstopics/113
---------------------------------------------------
不動産実務検定は
「いつでも」「どこでも」「誰でも」
学べる講座になっています。
不動産の基礎から詳しく学べます!
ぜひ、ご受講下さいね!
▼ 受付中の講座はこちらから!
https://www.j-rec.or.jp/schedule
---------------------------------------------------
▼ 無料体験講座情報
https://www.j-rec.or.jp/othersemi/taiken_koza.html
▼ X(旧ツイッター)も更新しております♪
https://twitter.com/JREC17398134
▼ Instagram ショート動画配信中♪
@jrec.fudousan
---------------------------------------------------
お申込心からお待ちしております♪
