不動産実務検定ブログ
2025/09/03
『新築木造アパートは絶対買っちゃダメ！』＜第１回＞
みなさん、こんにちは。
J-REC事務局の横山千穂です。
最近「新築木造アパート」が
非常に人気のようです。
多くの不動産投資系YouTuberが
新築アパートを推しています。
確かに最近中古アパートは
利回りが低いうえに競争が激しく、
築古になると融資期間が
短くなってしまうので
キャッシュフローも
出にくくなってしまいます。
築古戸建ては利回りはいいものの
古いので資産性が低く
リフォームの手間もかかります。
一方、新築アパートは
土地から建てるスタイルなので、
良い土地さえ手に入れば
ライバルと競合することなく
投資できますし、
銀行からのローンも引きやすくなるので、
一気に資産の拡大を図れるということで
人気になっているんです。
でも、ちょっと待って下さい！！！
『新築アパートって
本当に儲かるのでしょうか？』
その答えは・・・
初心者は手を出さない方が無難です。
一見、合理的に見えるこの投資法は
見えないリスクと業者の仕掛けた
罠が山ほどあるんです。
そこで今回のブログでは
◎ なぜ最近新築木造アパートを
購入する投資家が増えているのか
そして、
◎ なぜ初心者は新築アパートに
投資をしてはいけないのか
その理由について
解説していきたいと思います！
今回のブログを読んでいただければ、
利回り６％や７％で新築投資を
してはいけない理由が
実際のシミュレーションでわかります。
また、新築アパートを購入した場合
その後どうなってしまうのかについても
理解できるようになりますので、
ぜひ、最後までお付き合い下さいね♪
それではまず、
◎ なぜ最近新築アパート投資が
注目されているのか
について解説していきます。
最近は沢山の不動産投資系YouTuberも
新築アパート投資を推していますが、
なぜ、新築アパートが魅力に
みえるのでしょうか？
それは・・・
『新築アパートしか
購入できるものがないから』
です。
不動産投資には色々な投資法がありますが、
中古ＲＣマンションや中古アパートは
今とても高くて利回りが低く、
ライバルも多いので
なかなか購入することができません。
良い物件は、
現金を沢山持っている投資家や
法人に奪われているのが現状です。
また、中古アパートは築年数が古いと
ローンを長く組めないので
キャッシュが出にくいという
デメリットもあります。
一方で新築ＲＣマンションは
建築費が異常に高く、
投資としての採算が合いません。
また工期が長いので施工業者の
倒産などのリスクもあります。
実際にここ数年間で何社も倒産しています。
そして最近は中古区分マンションも
価格がおかしくなっていますし、
築古戸建投資だと利回りは高いものの
資産規模の拡大までに時間がかかりすぎます。
その点、土地から建てる新築木造アパートなら
ライバルも少なく
30年を超えるローンも可能なので
『キャッシュフローが出やすい』
というのが、
新築アパートを推す人たちの
謳い文句なんです。
今回はここまでです。
次回もぜひご覧くださいね♪
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