不動産実務検定ブログ

2020/09/30

『なぜ、エリートほど投資で失敗するのか』



みなさん、こんにちは。
J-REC事務局の横山千穂です!


誰もが知っている有名大学を卒業。
誰もがうらやむ大企業に就職。


「そんなエリートなら投資でも成功するはず」


そういうイメージを持っていませんか。


しかし、実態は違います。


エリートであればあるほど、
新築ワンルームや新築アパートに手を出してしまうんです。


記憶に新しい女性専用シェアハウス【かぼちゃの馬車】に
投資したのもそんなエリートサラリーマンが多かったんです。


では、一体なぜエリートほど投資で失敗しやすいのでしょうか。


 

●●● 失敗する理由 その① ●●●

勉強時間が確保できない



エリートサラリーマンであればあるほど常に会社で結果を求められ、
とっても忙しい日々を過ごしていると思います。


なので、投資の勉強をする時間がそもそもない。


そして、独身の時はお金を使う暇もなく年収も高いので、
どんどんお金が貯まります。


しかし、銀行に預けていても全然お金は増えませんし、
年金の不安もあることから次第に投資に興味を持ち始めるんです。


そして、新聞広告で目にした不動産投資のセミナーや、
知り合いに誘われるがままに新築ワンルームマンションの
セミナーなどに行くようになる。


 

●●● 失敗する理由 その② ●●●

自分が騙されるわけがないと思い込む



実際投資の勉強をしにセミナーに行くと
すぐに物件や具体的な投資案件の紹介をされることになり、
少しでも投資案件に興味を持つと担当の営業マンがつきます。


そして「属性が良いのでローンもつきやすいですよ!」と言われ、
「自分は優秀な投資家になる資格があるんだ」という錯覚に陥ってしまう。


「結局投資は人だ。この営業マンは信用できそうだから騙すはずがない!」と、
思い込んでしまうのです。


 

●●● 失敗する理由 その③ ●●●

属性が高いので融資がつきやすい



銀行からすれば高学歴高年収のサラリーマンほど、
稟議を書きやすい人はいません。


そして、エリートは一旦ローンがつくと
「銀行がお金を出すんだから、きっといい物件なんだろう」と、
思い込んでしまうことがあります。


しかし、実際には違うのです。


銀行は投資物件を担保にしているわけではなく、
属性を担保にしているんです。



『なぜ、エリートほど投資で失敗するのか』


いかがだったでしょうか。

 

ただ、きちんと時間をかけ学んでから投資をし、
成功しているエリートの方もたくさんいらっしゃいます!



今回のを参考にしていただき、
みなさんの成功に少しでもお役に立てれればと思います。




 

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一般財団法人 日本不動産コミュニティー
J-REC事務局 横山千穂