不動産実務検定ブログ
2020/10/28
『不動産投資の絶望あるある5選 第4回』(全5回)
みなさん、こんにちは。
J-REC事務局の横山千穂です!
全5回でお送りしております
『不動産投資あるある5選』シリーズ。
▼『不動産投資の絶望あるある5選 第1回』
https://www.j-rec.or.jp/blog/314
▼『不動産投資の絶望あるある5選 第2回』
https://www.j-rec.or.jp/blog/317
▼『不動産投資の絶望あるある5選 第3回』
https://www.j-rec.or.jp/blog/321
本日は第4回をお送りしたいと思います!
●●● 絶望あるある その4 ●●●
不法投棄
こちらもよくあるトラブルです。
例えばアパートのゴミ置き場に
ベットの骨組みがそのまま捨てられていたり、
本棚や電子レンジなどもそのままの形で
捨てられていることがあります。
ただ、これは入居者が捨てたものなのか、
近隣の人が捨てたものなのかわかりません。
そしてこのような粗大ゴミは、
大家が焼却場に持っていくと事業ゴミ扱いになり
処分費用が一般よりも高くなります。
このような不法投棄があった時によくやることは、
注意書きの張り紙をして「片付けて下さい」と
アナウンスをすることです。
ただし、そのような張り紙をしても
本人が特定されていないので、
ほぼ100%片付くことはありません。
また、退去する人が引っ越しの際に
捨てていくこともありますが、
転居先不明の場合には、
その処分費用を請求することもできません。
なので、対処法としては粗大ゴミを見つけた場合は、
諦めて大家自身で撤去するのが一番です。
なぜかというと、
そのままにしていると後に続けと言わんばかりに
他の人も便乗して捨てることがあるからです。
例えば、駅前に自転車を放置して自転車のカゴに
空き缶を1個入れておくだけで
23日もすればそのカゴがゴミでいっぱいになる
という現象と同じです。
同じように粗大ゴミもゴミ置き場にずっと放置していると、
日を追うごとにどんどんゴミが捨てられていくと思います。
なので、粗大ゴミを見つけたら、
もう大家が諦めて撤去するのが1番なんです。
ただ、もっとも重要なのは捨てられないように
防止策を講じておくことです。
対策としては、
「捨てたら罰金」みたいな張り紙をするだけでは全然効果はなく、
物理的な抑止効果を狙う必要があります。
具体的には、ワイヤレス式のIP防犯カメラが有効です。
例えば【LEFUN】というワイヤレスIPカメラは、
防水タイプもあり、スマートフォンで遠隔操作も可能です。
録画データはクラウドに長期の保存も可能になっていて、
もし不審者を見かけたら音声で威嚇することも可能になります。
また、人体認識センサーがついていて、
追尾をしながら録画ができる機能もあります。
このIPカメラは非常に価格も安く、
1万円前後で色々な機種が発売されています。
色々商品を実際に見てもらって、
ご自身のニーズに合うものを選んでもらえればいいと思います。
このように、IP防犯カメラを設置し、
「監視中です」と注意書きをしておくことで、
粗大ゴミを不法に投棄する入居者は
いなくなると思います。
今回はここまでです。
次回は最後「絶望あるある その5」をご紹介します!
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一般財団法人 日本不動産コミュニティー
J-REC事務局 横山千穂