不動産実務検定ブログ

2020/12/10

『初心者は上手に失敗して、経験を積み上げよう!!』

みなさんこんにちは。
J-REC北海道支部 十勝SGの細田 佳宏です。

私は北海道帯広市在住で、不動産業と大家業をしております。


タイトルの

「初心者は上手に失敗して、経験を積み上げよう!!」

についてですが、


私は個人的に「不動産投資は経験を積めば積むほど、失敗の確率が下がっていく。」と考えております。
少し言い換えると「初期に買う物件ほど、失敗する確率が高い。」ということです。


これは、いくら勉強をしても、最初はわからないことが多いし、
不動産業者の営業トークにも騙されやすいということもあるでしょう。

(※この業界は悪い人も多いです。人のいうことを鵜呑みにしてはいけません。かぼちゃの馬車が良い例です。)



では、どのような物件を狙っていけば良いでしょうか?


それは、万が一、失敗したとしても「傷が浅い物件」です。

その例を1つ上げるとすると、「土地値物件」となります。

土地値物件というのは、
例えば、500万円で売られている土地建物があった場合に、土地値だけで500万円の価値がある物件です。

この「土地値物件」のメリットは、リフォーム代と解体費を回収できれば、
売却した際にトータルでマイナスに終わる可能性が低いということです。


細かいポイントとしては、土地価格が下がりにくい地域、
かつ、更地にした際に実需の戸建用地として売りやすい土地を買うと良いです。


デメリットとしては、
「土地値物件」は築30年を超えるような古い物件が多いので、
リフォーム代が多額にかかる可能性があるということです。

そのため、物件の見極めが大事になります。


これは初心者には難しいので、
すでに土地値物件を数棟買っている大家さんに相談すると良いと思います。

そのような大家さんを知らない場合は、
いろいろな大家の勉強会や懇親会に参加し相談できる大家さんを見つけましょう。



かぼちゃの馬車事件のように、最初から高額物件を買って失敗すると、
何千万の借金だけが残る可能性があります。最悪の場合、「破産」するしかないです。


土地値物件であれば、万が一、マイナスで終わったとしても、100万程度だと思います。
つまり、「やり直し」ができるのです。


最初の物件が失敗したとしても、「経験」が残るのです。


この経験を活かして、2棟目、3棟目を買い進めていけば、
失敗確率も減っていき、より安定的な賃貸経営ができるでしょう。



みなさまの不動産投資の成功を心より祈っております。


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北海道支部 十勝SG
J-REC公認 不動産コンサルタント
細田 佳宏

道東大家塾
http://doutou-ooyajuku.com/

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