不動産実務検定ブログ

2021/07/30

『銀行と交渉して金利を劇的に下げてキャッシュフロー改善、破綻、破産も回避する方法』<前編>

みなさん、こんにちは。
J-REC事務局の菊池です!


今回のテーマは、


『借金を借り換えることで
 毎月の金利負担を減らせすことができる!』



というテーマです。


あなたは今、ローンがあるでしょうか。


もしあるとすれば今あなたが借りている
住宅ローン、そして不動産投資のローンが
高止まりしていることはないでしょうか


実はその金利、交渉次第で下げることができるんです!


例えば今あなたが借りている金利が
「1%」安くなったらどうなるでしょうか。


例えば3,000万円借りていれば、
年間30万円の得、


5,000万円借りていれば、
年間50万円の得。


そして1億円であれば、
なんと年間100万円も得だということです。


実は多くの人が


「いったん借りたお金は金利を変更することができない」


と思っているのです。



しかし金利は交渉次第で下げることができます。


そこで今回は、ローンの金利を下げるための、
とっておきの方法をお伝えしたいと思います。


全編・後編に分けて、
こちらの4つのトピックでお伝えしていきます。

 

1.金利は下げられる
2.今すぐ金利をチェックしよう
3.借り換えをした方がいい3つの条件とプラス2つの条件とは
4.具体的な金利交渉の仕方について



それではまず1点目の、
「金利は下げられる」についてですが、


実は「変動金利は下げられる」ということは
分かっていても、


例えば10年固定などの
「固定金利は下げられない」
と思っている人が意外と多いのです。


諸々の条件はありますが、
実は固定金利でも下げることはできます!


固定金利の借り換え方法については
後ほどお伝えしますね。


まず、金利の交渉するために、


「銀行側の事情を知ること」


がとても重要となります。


例えば、銀行はお金を貸して金利を稼ぐことが
商売になっていますが、


「出来るだけ貸し倒れの少ない
 安全な貸し出し」



をしたいと思っています。


その点、住宅ローンは
銀行が保険に入っていますので
住宅ローンはほとんど貸し倒れの起きない、
優良な貸し出しとなっています。


当然、そんな優良な貸し出しは、
金利の交渉などしてもらいたくはないですし
市場の金利が今、下がっていても銀行側が自ら、
「金利下げさせていただきます」
などと言ってくることはまずありません。


しかし交渉次第で、そのオファーを
受けざるを得ない状況が一つだけあります。


それは、他の銀行に借り換えをされそうなときです!


銀行にとってローンは資産です。
お金を返されると困ってしまうんです。


例えばあなたが2%で借りているとして、


「他の銀行が1%で貸してくれるというので全額返済します」


と言われたら非常に困りますよね。


「全額返済します」と言ったら、
非常に困るので、
あなたの金利交渉を飲まざるを得なくなるのです。


そんな交渉するためにも、
まずは金利をチェックする必要があります。


今はゼロ金利の時代ですよね。


例えば住宅金融支援機構、
昔の住宅金融公庫は
そのフラット35住宅ローンの金利が
1.31%です。


35年間ずーっと1.31%ですから、
とっても安いですよね。


さらに現状、民間の金融機関の
住宅ローンの金利が0%台というのは
珍しくありません。


参考までに、
三菱UFJ銀行の住宅ローン金利は
その変動金利が、なんと0.525%。


10年固定でも0.74%です。


あなたは今何パーセントの金利で
銀行からローンを借りているでしょうか。




今すぐ各種銀行の住宅ローン金利を
調べてみてください。


不動産投資のローンについては、
その金利は住宅ローンよりも
リスクが高い貸し出しになります。


借りる人の属性や物件の評価によって、
0.5%から1%程度は住宅ローンの金利に
上乗せされると思ってください。


もし今あなたが借りている金利が、
現在の金利と1%以上の開きがある場合は
交渉によって金利が下げられる可能性があります。


さて次に、借り換えをした方がいい3つの条件と
プラス2つの条件についてお伝えしていきます。


例えば今、金利をチェックして
1%以上の差が出そうだから
銀行に金利を下げてもらえるように交渉したとしましょう。


しかし銀行は金利を下げたくないので
いろいろな理由をつけて下げるのを渋ると思います。


そんな時は
「他行へのローンの借り換えを検討していること」
を伝えましょう。


銀行としては、もし万が一借り換えられてしまうと
困ってしまうので真剣に金利を下げることを
検討してくれると思います。


これで1%も金利が下がれば、
非常にメリットがありますよね。


しかし他行への借り換えを示唆しても
金利を下げる検討してくれない場合は
本当に借り換えを検討してください。


さて、参考になりましたでしょうか。


次回は、借り換えのメリットを出すために
とても重要となってくる条件について、
具体的に解説していきたいと思います。



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一般財団法人 日本不動産コミュニティー
J-REC事務局 菊池美紅