不動産実務検定ブログ
2022/09/02
『減価償却を極めよう!』<第3回>
みなさん、こんにちは。
J-REC事務局の横山千穂です!
全8回シリーズでお送りしております
「減価償却を極めよう!」
▼ 「減価償却を極めよう!」<第1回>
https://www.j-rec.or.jp/blog/768
▼ 「減価償却を極めよう!」<第2回>
https://www.j-rec.or.jp/blog/771
第3回目の今回は
付帯設備の減価償却
についてお伝えしたいと思いますので、
ぜひ、最後までお付き合いくださいね♪
建物に付帯する設備については
違う年数をかけて
償却していくことになります。
例えば、
◎ 給排水衛生設備
◎ ユニットバス
◎ 上下水道配管
◎ 給湯器
こういった付帯設備については
約15年をかけて償却
していくことになります。
個別に見ていくと
多少償却年数は違うのですが、
ここではざっくり
設備は15年
というふうに覚えておいて
いただければいいと思います。
それから
エレベーターは17年
が法定耐用年数になっています。
ちなみこの減価償却は基本的に
建物と設備の値段を別々に分けて
償却していくことになります
そしてそれぞれ
◎ 建物部分 木造であれば22年
◎ 設備の部分 15年
かけて償却していくことになるんですが
木造の場合は建物と設備を分けず
一体として計算してもいい
つまり、
分けても、一帯でもいい
ということが認められています。
これが木造の特徴になります。
これはあとで、
キャッシュフローをどういうふうに
減価償却したら効率よく残せるのか
というところで非常に関わってくる
とても重要なポイントですので
覚えておくようにして下さい。
今回はここまでです。
次回もぜひお付き合い下さいね♪
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一般財団法人 日本不動産コミュニティー
J-REC事務局 横山千穂