不動産実務検定ブログ

2022/11/24

『修繕費と固定資産の違いについて』<前編>

はじめまして。
北海道札幌東SGの古田裕規です。

北海道の講師には凄い方が
たくさんいらっしゃるなか恐縮ですが、

ご一読いただければ幸いです。

硬い文章が続きますので、面倒な方は最後のまとめだけ
読んで頂いても理解出来るかと思います。

自己紹介はJ-RECのHPを参照して下さい。

↓↓↓
https://www.j-rec.or.jp/koushi/show/137

今年2級テキストが
10年ぶりに刷新されました。

そこで追加された項目として
大きなポイントになっていると思いましたのが、

テキスト72P~76Pの
修繕費と固定資産の違いについてです。

私自身は自分で青色申告を入力して、

提出や修正を税理士にお願いするという方法を
取っていますので、

修繕した際は自分で調べたり税理士に相談したりと
ある程度理解はしていましたが、

今回のテキストで、より理解が深まりました。

個人的には76Pの
フローチャートが秀逸だと思い、

不動産を始めたばかりでよく解らない方でも、
何も考えずにフローチャートを進めるだけで、

何とかなりそうです。



※不動産実務検定2級テキストP.76 資産と修繕費の判定より


まず大前提として、
設備の交換は修繕費ではありません。

平成26年4月21日の裁決の結論だけ書きますが、
設備の交換は原則、資本的支出になります。
↓↓↓
https://www.kfs.go.jp/service/JP/95/07/index.html

ですので、例えばエアコンの交換で
20万円かかったとします。

2級テキストフローチャートを使おうとしても、

これ自体が資産と修繕費の判定ですので
設備には全く適用されません。

当然20万円未満は資本的支出も使えません。


それでは

設備は全て資本的支出で
計上しなければならないのか?


という話になってきます。

例えば照明器具は耐用年数15年となってますが、

15年で償却資産として計上してる人を
聞いた事がありません。

経費計上したい場合は
3つの方法を使って下さい。



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今回はここまです。次回は3つの方法について解説します(^^)/

次回もお楽しみに!

🌟J-REC公認 不動産コンサルタント
 北海道支部
 古田 裕規講師
https://www.j-rec.or.jp/koushi/show/137


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