不動産実務検定ブログ

2022/12/22

『高地型別荘地のリフォーム事情』<第2回>



皆さん、こんにちは!
東京第一支部の牧野です。

今回は、前回の続きとなります。

前回の第1回のブログはコチラ↓↓
 

『高地型別荘地のリフォーム事情』<第1回>

 


本日は、第2回ブログとなります。
よろしくお願いいたします。



しかし、日本のバブル期に建て
老朽化した別荘が多く点在していますが、

この地域特性(気候)を十分に
考慮していない長年放置された

建物が多い状況です。

具体的事例では、

写真にあるように軒先が

ほとんど無いために雨が
建物の壁に直接吹き付けたり、

地面から跳ね返った雨水等で
外壁が損傷している建物や、

落ち葉が屋根にたまり、
そこから木が生えて屋内が
雨漏りしているような物件も多く見受けられます


<屋根に落ち葉が積もり、白樺の根が生えた物件>




拡大すると・・・






特に、長期間メンテナンス等が
実施されていないログハウス物件については、

外壁の土台部分に近い部分等は、

外壁部分が躯体部分も兼ねていることから
腐食が進んでしまっだ結果、

修理が大変なものも多く見受けられます。


<ログハウスの土台部分が、雨だれで腐食した物件>





また、屋内についてもこの地域の気候
(春先の湿気)の影響もある中、

長期間使用していないがために
屋内に湿気がたまり

カビ発生の温床になっていたりしている
建物も多く存在します。


<長期間の雨漏りを放置した屋内の状況>









私がこれまで取り組んできた
リフォーム物件のほとんどが、

老朽化して放置された物件ですので、
残置物の整理やカビの除去作業等から
行うのは当然ですが、

建物のリフォーム作業についても
カビの温床や建物を長期間快適に

過ごせることが可能な設備の設置や
構造等の工夫が必要になってきます。


そのためにも、

この地域の気候を十分把握している
地元の職人で無いと知らないような

工夫等も盛り込んだ修理が必要になります。


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今回はここまです。

リフォームって本当に大変ですよね💦

次回もお楽しみに!✨

🌟J-REC公認 不動産コンサルタント
 東京第1支部 牧野文信 講師

https://www.j-rec.or.jp/koushi/show/214


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