不動産実務検定ブログ

2023/06/05

『日本の家は30年で無価値になる!??』<第3回>



みなさん、こんにちは!
J-REC事務局の中村です。

今回のテーマは。。。前回に続き

あなたの家は大丈夫??
30年で無価値になるかもしれません。
そのメカニズムを解説します。

です!!今回は<第3回>です。

<第1回> 

<第2回>

のチェックもお願いします!

ではいきます(`・ω・´)ノ

家を買って貧乏になってしまう
日本人が多いのは

日本の住宅政策の大いなる過ち
だと言われています。

理由は大きく2つあると解説しました!


1つは、

日本は復興の名のもとに
安普請な家を数多く
建ててしまったこと。

そしてもう1つは、

住宅政策の経済成長の柱として
してしまったこと。

戦後の日本の経済は、
建設工事自体が経済成長の大部分を
占めていました。

政府も住宅金融公庫という
住宅ローン専門の金融機関を
作って低利のローンで

どんどん融資していきました。

そして住宅ローン減税などの
インセンティブをバンバン与えて
国民に新築住宅をどんどん
購入させていきました。

当然ながら建築が盛んになると
建築産業の雇用も増えますし

その結果住宅ローンを出す
銀行も潤います。

さらに住宅を仲介する
不動産業界も潤うんです!!

しかしその結果

供給が増えすぎてしまって
現在は850万戸の家が
余ってしまっています・・・。

日本の総世帯数は、
5400万世帯ですので比較すると
ものすごい空き家の数だと言えます。

しかも今後の日本は
少子高齢化社会・・・。

という大きな問題を抱えていて
すでに人口は下がり始めています。

現在の人口は、約1億2500万人ですが

2050年には1億人となってしまうと
予測されているんです。

当然、需要に対して
供給が多くなれば

中古住宅が売れない
ということになりますので、

その結果

中古住宅の価値がどんどん
下がり続けることになります。

住宅の性能も安普請、供給も過剰

だから

日本の住宅は30年で無価値になる

と言われてしまっているんです。

つまり政府は、経済成長のために
国民に新築をバンバン買わせた結果

皮肉なことに国民の資産が
失われてしまったということに
なります。

そして失われた国民の資産は
極めて燃費の悪い万年赤字を
積み重ねる日本政府の予算として

浪費されてしまっているわけです。

本日はここまで!

次回はさらに詳しく解説していきます。

お楽しみに!


以上J-REC事務局の中村でした(бвб)




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