不動産実務検定ブログ

2024/08/02

『建築業の2024年問題で建築コストが高騰!』 <第2回>

みなさん、こんにちは!
J-REC事務局の川口です。

本日のテーマは…

建築業の2024年問題で
建築コストが高騰!


です!

前回のブログ
<第1回>


これには大きな副作用があって
その影響で建築コストが
爆上がりすると言われています。

考えられる副作用は3つあります。

まず1つ目の副作用は
労働時間が制限されることによって
工期が長くなってしまうということです。

当然工期が長くなれば想定していた
完成時期が伸びてしまう恐れがあります。

例えばアパートを新築する場合は
1月から3月までの繁忙期を
完成時期に設定することが

多いですが工期が長くなって
4月以降に完成がずれ込む場合は

繁忙期を逃してしまって想定していた
家賃が入ってこなくなります。

なので発注者としてはより計画的で
余裕を持った工期を
設定する必要が出てきます。

2つ目の副作用は資金回収が
遅くなる可能性があるということです。

例えばアパートを新築する場合
工期が長くなってしまうとその分

入居者の募集も遅くなるわけで
ローンの利払いコストも
大きくなる可能性があるわけです。

当然それは終止計画に
大きな影響をあたえますよね。

そして3つ目は確実に建築コストは
上がってしまうということです。

働き方改革は建設会社の社員だけでなく
現場の職人にも影響します。

もともと建設業は3Kと言われる一方で
実は結構稼げる
業界でもあったんです。

というのも土日も稼働している
現場は多かったですし
残業もすればするほど稼げたわけです。

ところが2024年からは働くな、休め
ということになってしまうのです。

当然給料は減り逆に建築現場を
離れていく人は結構多くなり、

会社としてはそうなってしまうと困るので
人材をつなぎとめるために
給料をアップせざるを得なくなる。

働く時間が減り待遇が上がる
ことになれば当然そのコストは
建築費に乗ってきます。

つまりこの3つの副作用によって
アパートを今後新築する
投資家の収益はさらに減ってしまう
ことになると思います。


本日はここまでです。

次回もお楽しみに(^-^)

以上J-REC事務局の川口でした!


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